ソフトバンクが出資する犬散歩代行アプリWag!、CEO更迭か
ソフトバンクグループが投資する犬散歩代行アプリWag!のダウンラウンドExitが話題だ。今週の火曜日の最高経営責任者の辞任し、現在は身売り先を探しているという報道がでている。Wag!は、2018年のラウンドで7500万ドルの資金を調達する予定だったが、ソフトバンク率いるVision Fundは3億ドルを受け取るようにと提案したという経緯がある。
今回退任する女性CEOのヒラリー・シュナイダー(Hilary Schneider)は、昨年の早い時期にSoftBankがスタートアップに3億ドルを投資したのとほぼ同時期にWag!を運営するWag Labs Inc.に入社した。彼女は、6月にPEのアポログローバルマネージメント(APOLLO GLOBAL MANAGEMENT)に売却された写真、写真製品、画像共有会社であるShutterfly Inc.のCEOに就任するという。 ShutterflyとSoftBankの関係は実は深い。SoftBankのパートナーであるジェフリー・ハウスンボールド(Jeff Housenbold)氏は、11年間Shutterflyを運営しいたのだ。
退任するWag! CEO, ヒラリー・シュナイダー(Hilary Schneider)
退任するヒラリー・シュナイダー氏の後任はWag!で、同社の製品およびパートナーシップ担当の副社長であるギャレット・スモールウッドだという。 スモールウッド氏は、2010年にアリゾナ大学の学部課程を中退し、その後、LinkedInのプロフィールによると、医療費を支払う余裕のない人々のためにローンを手配する会社の設立メンバーだったという。 Wagは2017年にギャレット・スモールウッド氏の会社を買収し、ジョインすることとなったようだ。
Bloombergの取材によると Wagは、3億ドルを出資したSoftBankのラウンドより少ないValuationで身売りを検討しているという。 スモールウッド氏は火曜日に従業員にメールを送り、買収先候補の1つであるPetco Animal Supplies Inc.との提携について説明したという。