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米上場規制強化で中国の検索大手Baiduの上場はどうなるのか


ナスダック上場のBaiduは米国で上場する中国企業への規制強化の動きを受けて、ナスダックへの上場継続をめぐる他の選択肢を検討しているという。

同社のCEOは、香港などでの重複上場の可能性について中国メディアで言及した。

「優良企業であれば上場先の選択肢は多く、米国に限定されるものではないと」とBaidu のCEOである李氏は中国の年次立法会議の傍聴で語った。

バイドゥは2005年にナスダックに上場し、1億1,000万ドルを調達した。しかし、米中貿易戦争やラッキン・コーヒーのような会計不祥事が重なり、中国企業の上場に関して厳しい目が向けられているのだ。

水曜日、米国上院は、外国の上場企業にたいして外国企業に経営の透明性を求める法案を可決した。この法案によって米規制当局による会計監査状況の検査を義務付けることになる。会計監査状況の検査に従わない企業は最終的に米国取引所からの上場廃止を余儀なくされる可能性がある。


Baiduの株式は2018年のピーク時から約60%の価値を失い、時価総額は300億ドルにまで減少している。


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