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実質滞在半日、無理やりプラハ、サプライズが待っていた
2019年年末の出来事。
5日ほどハンガリーに行く機会があった。
上海経由なので、ハンガリー滞在は実質3日。
まさに弾丸ツアーである。
ハンガリーだけでもかなり、タイトな日程。
それでも、チェコのプラハにも行きたかった。
決して近いわけではないが、遠すぎるわけでもないのだから。
飛行機がハンガリーに到着したのは、現地時間で29日の早朝。
ハンガリー発チェコ行きの飛行機は16時頃出発(プラハ到着18時)。
翌30日の17時着の便でハンガリーに戻る。
実質、プラハ滞在は半日。
そんな無理やりなスケジュールだったが、得るものは多かった。
行ってよかった。
特に今から考えるとコロナで海外旅行がままならないのだから。
我ながらグッドジョブだったと褒めてあげたい。
それはさておき、
プラハで行きたいなと思った場所は下記のとおり。
①旧市街
②クレメンティヌム
③ストラホフ修道院
④プラハ城
①は時間を気にしなくてもよいが、それ以外は開館/閉館時間がある。
プラハに到着した翌朝(プラハを出発する日でもある)、急ぎクレメンティヌムに向かった。
到着したのは開館5分前の9時。
それなのに行列が無い。
「なんでだろう・・・」
門をくぐり、建物の中にある受付に向かった。
「入場券が欲しいのですが」と話しかけると、
「15時開始のツアーまで空きがない」とのこと。
クレメンティヌムの見学をするためには、ガイドツアーに参加する必要があるそうな。
15時だとプラハを出発する飛行機に乗っている時間。
「今日、プラハを出発して帰国します」と悲しそうな顔で、話した。
受付にはちょうど責任者らしい女性がいた。
「何人、参加したいの?」と聞かれた。
「ひとりです」と答えると、
彼女は受付に座っていたスタッフに指示を始めた。
少し待つと、「12時からのツアーはどうか?」と尋ねてきた。
12時からのツアーだと、何とか出発便に間に合いそうだ。
「はい、喜んで参加します」と答えた。
即座にチケットを発券してくれた。
お金を支払い、受付のスタッフさんと責任者の女性にお礼を伝えた。
受付を離れようとしたときに、建物を入ってきたカップルとすれ違った。
「15時からのチケットしかありません」
受付の人は伝えていた。
12時発のツアーのチケットは、おしらく責任者が融通してくれたんだろううな。非常にありがたかった。
ツアー開始まで3時間ぐらい時間がある。
「それならば・・・」
急ぎ足で建物を出て、カレル橋の方向を向かった。
なぜならば、橋の向こう側には、クレメンティヌムの次に行きたいと思っていた「ストラホフ修道院」があるのだから。