![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/93094528/rectangle_large_type_2_300258c1c7ea7efc36fda703932dfc68.jpeg?width=1200)
71日間地球ひとまわり(2)2度目のNASAは半日滞在、月と火星を堪能
10年ぐらい前、メキシコから帰り道ヒューストンでトランジットだった。
乗り継ぎ時間が22時間と一泊することになった。
さてヒューストンで半日近くあるが何をしようと思い、選んだのがNASA宇宙センター。
実は私は宇宙好きなのである。
しかし、宇宙センターに到着したのが15時少し前、閉館が17時なので2時間ぐらいしかない。
バタバタと駆け足で展示物を見たことを思い出す。
それでも全く時間が足りなかった。
「今度来る機会があればじっくり見たいものだ」
閉館時間が近づくと、後ろ髪をひかれる思いでNASA宇宙センターを後にした。
あれから10年近い月日が流れた。
コロナ以降、海外渡航しやすくなった今年6月に、リベンジに出かけることにした。
寄り道をしながらヒューストンに到着したのが土曜日の夕方。
翌日日曜日を使ってNASAに出かけるつもりだった。
宿泊先はヒューストンのダウンタウンにあるホテル。
宇宙センター行きのバス停から徒歩数分。
しかし、ここで誤算が発生。
日曜日は宇宙センター行きのバスや休みらしい。
さてどうするか。
ホテルで相談するとUberを利用すると30ドルとかからないらしい。
そこでUberで廃車を予約することにした。
と言っても実はUberを使うのは今回が初めて。
それはアメリカデビューじゃなくて、初Uberだった。
急ぎネットでUberの仕組みを調べてから挑戦した。
ホテルが交通の便のいい場所にあるからか、車はあっさりとやってきた。
そしてハイウェイを走ること30分。目的地に到着。
事前にネットで予約していた入場チケットを表示し、入館。
![](https://assets.st-note.com/img/1671016774239-YrJsHSvq2o.jpg?width=1200)
最初に向かったのは予約センター。
というのもアポロ月面基地のコントロールセンターを見学するためには、ツアーに参加する必要がある。
直近で空きがあるのは、1時間半後の11時半。
それまでの間、センター内を見学することにした。
前回は時間切れでゆっくりと見ることができなかった。
しかし、今回は閉館まで6時間近く時間がある。
端から端まで余すことなく見ることができそう。
興奮しながらセンター内を見て回った。
まずは、スペースシャトルなどの乗り物の歴史。見ていて楽しい。
本当にペンシルロケットから、段々と進化したんだな。
![](https://assets.st-note.com/img/1671016919677-GGzeuHDO0V.jpg?width=1200)
次に、月探索コーナー。
ここでは、月探索の歴史に関する展示が行われている。
![](https://assets.st-note.com/img/1671016970924-lOUmlq039F.jpg?width=1200)
そして、月の組成の説明があり、部屋の中央には月の石が置かれている。
月の石にはタッチすることもできる。
小さな月の石のかけらに指で触れる。
隣には消毒が置いている。
![](https://assets.st-note.com/img/1671017079524-2RzAYmESGC.jpg?width=1200)
月探索のコーナーが終わると、宇宙ステーションの説明。
宇宙ステーションに関する展示が並ぶ。
こちらを見ているうちに、トラムツアーの開始時間が近づいてきた。
いったん見学を切り上げて、ツアー参加者用のゲートに向かった。
このトラムツアー参加は、NASAを再訪したい大きな目的だったのである。
なぜならば、アポロ打ち上げの時に使ったミッションコントロールセンターを見ることができるのである。
ウキウキしながら開始10分前にゲートに並ぶ。
時間が近づいてくると、ゲートのドアが開きトラムに乗車。
このトラムで、ミッションコントロールセンター棟まで移動するのである。
気分は上がる。
![](https://assets.st-note.com/img/1671618438203-yI9Cyd5lTN.jpg?width=1200)
ミッションコントロールセンター棟に到着すると、バスから降りて建物に入る。
![](https://assets.st-note.com/img/1671618493125-9JySImQFaw.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1671618357246-pPKfVribAq.jpg?width=1200)
建物の入り、階段を登り扉を開けるとそこはコントロールブースが目の前にあり、それを眺めるように椅子が配置されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1671618756716-1gz9VdTf7p.jpg?width=1200)
コントロールを見ながら、ミッションを再現した映像が流れる。
今回で2回目だが、何度見ても興奮するな。
ワクワクしながら映像を見る。
※映像は撮影禁止。
上映終了後、撮影タイム。
ミッションルームに近づき、写真を撮ることが可能である。
あの日のままのテーブルの上。
![](https://assets.st-note.com/img/1671618785563-AxosNciGlO.jpg?width=1200)
コントロールルームの壁を見ると、様々なステッカー貼ってある。
遠めなので細かいところが見えないのが残念である。
![](https://assets.st-note.com/img/1671618989414-Dy55fmqkw2.jpg?width=1200)
頃合いを見計らって、スタッフの方がトラムに戻るように声がけを行う。
トラムに乗ってゲートに向かう。
![](https://assets.st-note.com/img/1671619203762-oPbp8Z6ctX.jpg?width=1200)
途中、ロケットパークのロケットが見えてくる。
![](https://assets.st-note.com/img/1671619112614-m1P7HcI9ss.jpg?width=1200)
ゲートに戻り、ツアーは終了。
大満足。
ツアー前に後回しにしていた、火星に関する展示を見に行く。
火星の概要、火星の地図などが展示されている。
![](https://assets.st-note.com/img/1671619305902-DXAPOpClJz.jpg?width=1200)
こちらの展示コーナーでも月の石同様に火星の石に触ることができる。
もちろん触る。
![](https://assets.st-note.com/img/1671619234945-fbWk7UTfHQ.jpg?width=1200)
そして、火星の展示コーナーを見終わって出ると、お隣では月に関する企画展が行われていた。
![](https://assets.st-note.com/img/1671619362239-WPSy3hnHlC.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1671619496695-VX1sMz6mWn.jpg?width=1200)
色々と見学できて大満足。
帰りは、Nasaでウーバーを呼んだ。
ヒューストンのダウンタウンとは異なり、ドライバーのマッチングが行われるまで半時間近くかかった。
車がやってきたので、建物を後にした。
今回は半日近く滞在し、余すことなく宇宙センターを見学できた。
いい気分で、ホテルに戻った。