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わたしと私の家族【発達障害の診断を受けるまでの話~転園編①~】#5

中学生の時の塾での話ですが、炭酸飲料の炭酸は工場でおじさん達が一生懸命ぶくぶく吹き込んでいるのだ。と教えられた ちゃなすん です。

通ってた塾の先生、みんなぶっ飛んでたな。とたまに思い出すことがあります。

さて、先日まで次男が自閉症スペクトラムの診断を受けたこと、役所関連や心療内科のお話を記録していました。

今回はタイトル通り、「転園」について。

自閉症スペクトラムが関係しているかどうかはわかりませんが、我が家の実体験として、どのような流れでそうなったかの記録を残そうと思います。

まず次男は、自分の中で湧く感情が抑えられませんでした。そのため、カッとなって相手に危害を加えます。
母としてのその時の見解は、言葉が少し遅いから手を出す事で表現してしまうのかな。とか、男の子だからなのかな。とか。長男の時はそういったことは全くなかったので、性格なのかな。ステイホーム中に英語を聞かせすぎたせいで日本語が追いついてないからかな。などと、色々重なった結果だと思っていました。

お友達は叩いたりしたらダメだよ。とか、母は悲しいよ。叩いたり引っ掻いたりする前に、まずは嫌なことされたら、嫌だよ。って伝えようね。など思いつく限りの言葉掛けはしてきたつもりですが、治りませんでした。まだまだ自分の事しか見えていない様子です。その時の私は、んーグレーなのかな?長男は何でも早かったからこれが普通に近いのでは?どっち???とハテナを飛ばす毎日を過ごしていました。

(もちろん、次男に対する私自身のケアも足りていなかったのは承知しています。)

話していく上で、彼の特性がだんだんわかって来るのですが、やはり怒りの感情が大部分を占めていました。その時の私の考えとしては、園が少し特殊な教育方針だったため、それについていけず、劣等感を感じていたことが怒りの感情を生み出す大きな原因だったのだと思っています。

そう、主な原因は劣等感。

やはり、

出来た!楽しい!褒めて貰った!!!

があまりなかったのか、頑張るための工夫を諦めているんだな〜と、すごく感じました。投げやりな言葉がこの時期すごく多かったです。できない。しんどい。疲れた。嫌い。など。

週に3日ほど、先生からお電話頂き「今日は○○で○○してお友達をひっかいて〜」と続く時もありました。

あるあるですが、私自身も自己否定しました。
育て方、間違ったんだろうな〜と。

彼ともっと向き合えば、大丈夫。と思いながら続ける登園。園の前まで行っても、行きたがらない。仕事あるしで無理やり園の中に詰め込む母。

登園途中に、お友達と仲良くね。叩いたり、引っかくのはダメだよ。と話したりしましたが、響いてなかったでしょうね。次男には次男の正義があって、自分を守るための行動だったのだから。

お迎えの時に、先生に怒られる次男を数回見て、あぁ転園しよう。と思いました。



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