シャワー台での作品制作
私が制作を始めた10年ほど前に比べると、様々なタイプのアクセサリーを目にするようになりました。
インスタグラムなど、SNSが普及したのと同時に凄い勢いでハンドメイドが発展しましたね。
私が扱うのはビーズで、種類は天然石だったりガラスだったりアクリルなど…。
それを繋げたり編んだりと、頭に浮かんだシルエットを何を使えばそうなるか、想像と試作で形にしています。
私のアクセサリーは昔ながらの手法で、シンプルで小さな作品たちです。
避けてたアクセサリー
色々と作ってはいますが、販売していないタイプの耳飾りがあります。
それは、耳たぶにぴったりと貼り付いたようなスタッドタイプの耳飾りです。
私の知識でスタッドタイプとなると、
接着剤を使う。
縫い付ける。
シャワー台を使う。
かな?と、思うんです…。
どうも私は、接着剤だけで貼り付いた強度に疑いがあり、
貼り付けタイプの販売をしていません。
レジンや、有能と言われている接着剤での作品も気になりますが、色々手を出すのも、迷走してしまいそうでちょっとこわい。
(やってみよう!という度胸不足が、わたしの悪いところです。)
アクセサリー制作の前までは、割と布物を作っていたので、布にビーズを縫いつけてモチーフにしたスタッドピアスを作ってみましたが、私らしい作品にはなりませんでした。
はじめてのシャワー台
そんな中、今回チャレンジしたのはシャワー台です。
実はシャワー台も、ゴテゴテしそうで敬遠していました。
とにかくシンプルで使いやすいデザインが好みなので、私にはとても扱えないと思っていたのです。
だけど…
この年齢になり、
秋冬の装いは重ね着でぽってりします。
キラキラしたクリスマスもあるし、少し位のボリュームと輝きがあった方が良いのではないかと思うようになりました。
10年経って今頃ですが、チャレンジした結果がこちらです。
テグスで固定していくので、しっかり仕上がり安心感があります。
つくりはじめはシャワー台に慣れず、ビーズのサイズや数が思ったようなシルエットにならなくてテグスを無駄にしました。
しばらく作って慣れていくと楽しくて♪
色違いで、もうひとつ。
小さくてかわいいんです。
そんなにゴテゴテしていません。
思うようなサイズ、ボリュームに近付くことができました。
まだシャワー台に固定しただけなので、テグスの結びめ側に接着剤をつけてピアス部分を取り付けて完成になります。
シャワー台へのピアス部分の取り付けは、爪を倒してシャワー台を固定するんです。
せっかくキレイにデザインしたモチーフ部分が上手に固定されるように慎重になります。
怖くてまだやってません(汗)
送り出せる作品は、自分の技術の範囲でクオリティの高いもの。
素敵だな、かわいいな、手放したくないなと思えるものが販売行きになります。
こちらの2点も堂々とショップに並べるといいな。
今回シャワー台にチャレンジしてみて、シャワー台アクセサリーの印象が少し変わりました。
また作ってみたい。
技術とデザインを上げていきたいと思えるチャレンジになりました。
まだ途中ですが、とりあえず成功!!
hibou+
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