![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/139104013/rectangle_large_type_2_6f552f30a4aac40007bf4ac257b9f049.jpeg?width=1200)
成長して、その怖さを知る
一歳くらいの頃は、「なんて度胸のある勇敢な子だ」なんて、次男を誇らしげに思っていた。
高い滑り台も、一人で余裕で滑っていた。
長男は、公園でも砂場が9割、滑り台や遊具1割、くらい大人しい子だったので、次男の活発さに驚くとともに、やはり兄弟でも好みや性格は違うもんだ、と改めて思っていた。
ところが二歳を過ぎると、次男も滑り台を急に怖がりだす。
彼は勇敢でも度胸があったわけでも無かったことを初めて知った。
おそらく長男だって、一歳の頃は滑り台も滑っていた。成長とともに恐れを知り、慎重になっていっただけのこと。
同じように、次男も成長したようだ。
一緒に座って滑ろうといっても滑らなくなっていた次男が、最近ようやく一緒に滑れるようになって、公園でも真っ先に滑り台に向かい、「一緒に滑りたいから先に登ってくれ」とアピールをしてくる。
また一つ成長したようだ。
子どもの表面だけしか見ていない、そんなもので判断しようとする。
父親は全く成長していないようだ。