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算数につまづいた息子の担任との面談
薄々気付いてはいたが、ずっと目を背けていた。
極力考えないようにしていた。
たいした問題では無いと。
いつかどうにかなるだろう。
いつか本人が気付いてくれるだろう。
このままではダメだと。
他の子だってこんなもんだろう。
うちの子は普通だと。
今日、担任の先生から面と向かって言われて「やっぱりそうだったのか」と、厳し過ぎる現実を突きつけられた。
「◯◯君は算数でだいぶ、つまづいています」「このままでは手遅れになります」
正直、そんなショックは受けなかった。
「やっぱりかー」って感じだった。
普段、宿題をやる姿を見てればわかる。
集中力なし、根気なし、理解力なし、説明力なし。
それなのに素直じゃない、教えられるのは大嫌いで、すぐ不貞腐れる。
手に負えない。
今までは、悪い面を見ずに、出来るだけ良い面を見て、褒めて伸ばそうとしてきた。
幼い頃から、高いお金を払って幼児教室に通わせていた。
確かにその頃から、他の子に比べると色々劣っていたが、それでもそんなに気にしなかった。
家では半ば無理矢理、本人は嫌がっていたが、予習復習をしていた。
きっと小学生になったときに他の子と差がついてるだろうと期待してた。
もちろんうちの子が上で、幼児教室に通ってない子たちは下。
まさに「あれは何なんw」