息ができないほどの緊張を緩和させる2つのポイントは「事前準備」と「姿勢を正す」
(あぁまたこの状態だぁ・・。)
会議やミーティングで自ら誰かに呼びかけたり言葉を発する時、もう1年も経つのにめちゃめちゃ緊張する。手がぷるぷると震える。。
その時私は相手の反応を観察する余裕なんて全くなく、自分の言いたいことを伝えることで精一杯。
変な言葉遣いにになっていないかなとか
失礼な聞きかたになっていないかなとか
ちゃんと言いたいこと言えてるかなとか。
自分にばかり視線が向いている感覚。
こうなっている時は声の音量の調整もできないし、
喋っている時の息継ぎもどうしているのか忘れて、溺れそうになる。笑
何度体験して、その度に自分のコミュ障感に絶望したことか。。
(あぁ、、やだなぁ)
毎回思う。自己嫌悪感。
でもそれは最初の話だしだけで、ある程度準備してきている場合、なんだか「今日は大丈夫そう」と思えれば次第に緊張はほぐれ自然に話ができるようになってくる。
ということに今日気づいた。
この成功体験というか、、
緊張しないようにはできないけど、毎回、おそらくこれからもずーっと息ができないという体験はするとおもうけど
準備さえしていれば私は大丈夫。
そんなふうに自信が持てた体験だった。
今日は緊張を緩和させるにはどうしたらいいかを考えてみる。
*
まず前提として「緊張」って悪いものなのだろうか?
そう考えてみると、個人的には「緊張すること」自体は全く悪いものだとは思わない。
適度な緊張感は自分を律する時にとても効果的だ。
では緊張することの何が問題なのか?
それは、緊張することによって本来の自分の力が発揮できなくなる状態が問題なのではないだろうか。
緊張することによって本来の自分の力が発揮できなくなる時、、
それは私の場合、「うまく行かなかったらどうしよう」という失敗に対する恐怖感に飲み込まれた時な気がする。
例えば、何かのセミナーで講師を務めることが決まっているのに、内容が何もまとまっていない場合とか。。
だから準備する。そしてその準備が自分なりにしっかりとできていれば「もし間違ってもしっかり準備したし、全力を出せたから大丈夫」そう思えるのかなと思った。
失敗したらどうしようと思うのであれば、その失敗をしないように先に考えて準備を進めていけばいいのだ。
●どんな失敗をしたとして、困るかどうかを考えてみる
●最悪この状態というのができれば、失敗をする恐怖がなくなるから
●めちゃくちゃ失敗した時のこれが耐えられない。じゃあその状態を避けるにはどうしたらいいのかを先に考えておく。
これは私にとって、「失敗したらどうしよう」という不安感情をなくす唯一の方法かもしれない。
*
そう言えば精神科医の樺沢先生が以前「人前で話す時に緊張する」という人に対してこんなことを言っていた。
そんな人は
姿勢を正して、自分を観察しないで周りを観察する。
といいよ。と。
姿勢を正すといいといポイント1つ目が、
身体の仕組みとして、姿勢を正すとセロトニンが分泌されるんだとか。
感情をコントロールする脳内物質になるセロトニンは緊張を緩和する作用があるそう。
そして姿勢を正すといいといポイント2つ目が、視野が広がるからだそうだ。
緊張するとどんな人も身体の反応として前屈みになり猫背になってしまう。
そうなると視野が狭くなり周りが見えなくなるから、自分の観察になってしまう。
ドキドキしているなぁ
緊張している
汗をかいてきた
そんな自分に気づきどんどん焦る。
だから姿勢を正すことで、自分ではなく周囲に意識を向け、全体にいる人を見て一人一人を観察し逆に堂々とすることで自然と、落ち着いてくるんだそう。
だから
姿勢を正して、自分を観察しないで周りを観察する。
というのをやってごらん
*
確かに緊張していると自然と猫背になって自分にばっかり目を向けていると自覚していた私は納得しかなかった。笑
緊張から逃れることはできないと考えて、それでもその中で自分を落ち着かせるための方法としてとても良さそう。
姿勢から堂々と振る舞い、あえてその緊張しているものと向き合い観察することで、相手からは「緊張してる」ようには見えなくなるのかも。
「緊張するな」と言ったって緊張する時はするし、テンパる時はテンパる。
考え方を精神論で変えるのは難しい。
でも「具体的な行動を変える」ことを意識すると自然とマインドが変わってくることは多かったりする。
例えば、やる気は待っていて出るものではなくて、作業をやり始めるから出てくるという、「作業興奮」と同じように。
姿勢を正して自分の内面じゃなくて周囲に目を向ける
これはまさに行動から意識できることだよね。
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