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茶道のお稽古をはじめて。

茶道のお稽古をはじめて、約4ヶ月ほどが経ちました。
想像していた以上におもしろくて、ハマってしまっています。

茶道をはじめて、私におきた変化を書いてみます。

・ゆっくり丁寧に行動するようになった

とっても嬉しい変化です。

私は、小学校の成績表に「早とちり」と書かれたことがあるくらい、いつも何かに焦っていました。
丁寧な暮らしに憧れを抱きつつも、丁寧な暮らし系のVlogを2倍速で見てしまいます。

しかし、お稽古を通じて、
季節を感じることや道具を大切に扱うこと、流れをきちんと守っていくことがおもてなしに繋がること、手間をかけておもてなしすることやされることが心地良いことを、体感として得ることができました。
すると、「とにかく早くする」という強迫観念のようなものが、徐々に薄れていき、スピードではなく、本当の目的を大切にできるようになったのだと思います。

まだまだ焦ってしまうことはありますが、丁寧になってきたと思うので、この調子で続けて行きたいところです。


・ふとした時にお茶を点てたくなる

お稽古をはじめる前も、カフェに入ってお茶を飲むのは好きでした。
でも、自分でお茶を淹れるのは苦手でした。

焦っていたところからきていると思うのですが、私はゆっくりお茶を淹れる時間を待つことができませんでした。
お茶を淹れながら、動画を見たり、仕事をしたり、ついつい他のことをしてしまっていました。

でも、今はお茶を点てる時間そのものが好きというか、落ち着くというか。
綺麗な泡にできるかな、お湯の量は、温度は・・・と、その時間に集中できている気がします。

また、お稽古から期間があいたり、忙しくて疲れが出てくると、早くお稽古に行きたいなと思います。
自宅とは違う、あの落ち着く空間に身を置きたくなります。


・抹茶でキメたくなる

私は、珈琲があまり得意ではありません。
そのため、カフェインで目を覚ますという感覚がよくわかりませんでした。

お茶をはじめてから、眠い時に薄茶を飲むと、とてもスッキリします。
やみつきになってしまいました。

ぼーっとする日、やる気がおきない日、「キメるか」とうっすら頭の中で言葉にして、お茶を点てはじめる自分がちょっと怖いです。


・興味の幅が広がった

お稽古をはじめてから、さまざまなことが気になります。
和菓子、着物、禅、歌、お茶、千利休、歴史、植物、懐石、器、などなど。
夫と美味しそうな和菓子を買ってきて食べたり、着物について調べたり、歳時記や百人一首の本まで読みはじめました。

とにかく興味がむくことについて知って、深めていくのがおもしろいです。
茶道を通じていろいろなことを知ることで、日常にもより深みが出て、日々そのものもより楽しめてるような気がします。



と、私におきた変化は、こんな感じでしょうか。
これからもお稽古を続ける中で、いろんな自分の心の変化を味わっていきたいです。

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