感謝されたい
先週、自班のメンバーに対して1人あたり1時間の時間をかけて面談を行なった。
その中で2名が退職希望を告げてきた。
私はそんな気がしてたから、「そうか」と頷いた。
彼女たちは口を揃えて、「信頼されたい」「感謝されたい」「自分の価値を感じたい」と言う。
そのうちの1人が担当している場所で、「どれだけ頑張っても感謝の言葉を言われたことがない」と。
その時は酷い人間ばかりの中で対応させて申し訳なかったなと思った。
でも、なんだか心の中にひっかかるものがあり、なんとなくもやもやしていた。
昨日、ふとそれが少し解けた。
感謝って、こちらが相手の存在や価値や環境に対して感謝を持って接しないとやってこないんじゃないのかなと。
相手を見下したり、やっつけで仕事してたりすることでどんどん遠ざかるのではないかと。
たぶんだけど、自分が「いつもありがとうございます」って言ったら、それだけで『いえいえ、そんな、あなただっていつもお忙しいのにご対応してくださりありがとうございます』ってなる気がするんだよね。
「すみません」って言い続けたら自分も相手も悪いことのように感じるから、たぶん『ありがとう』には繋がらないんだろうな。
私は世の中の道理だと思っているから、すべてが鏡で自分の言動が跳ね返ってくると思っている。感謝以外もすべて。
退職までにその子に伝えられるタイミングがあれば伝えよう。
次のステップではもっと感謝されるように。