ロンドンのBethnal Green (ベスナルグリーン)に あるフラットに引っ越した初日、 すぐ近くにあるベスナルパークでフェスをやっていて 窓からラジオヘッドのライブが聴こえてきた。 部屋の片付けに、ラジオヘッドの生のライブを聴きながらなんて なんと贅沢なんだろう。 私がいた当時は、おしゃれなカフェもあり 少し歩けば、サンデーマーケットなんかもやっており 旬な花が、手に入る。 オープンカフェで、コーヒーなんて飲んだもんなら 映画の中にいるような感覚にすらなれる。
ブルックリン地区の自宅へ帰宅途中の電車の中、すでに大雨が降っていた。 小雨程度だったら、フードかぶって対応するけど この日は大雨。 アメリカに日本のコンビニで売られているような クオリティーの高いビニール傘などないし デリで売ってる黒い折り畳み傘なんて 少しの逆風ですぐにひっくり返って使えなくなる。 毎回裏切らないオチが待っているのに、そんなことにお金など出したくない。 しかも、日本のビニール傘なんかよりもっと べらぼうに高い。 そんなこんなで最寄駅に到着 大雨が更
10代の頃、私のパッションは ダンスにあった。 ダンスが全てだった。 当時、高校生活を不満喫していた私は 今思い返すと、 いや、その当時からすでに気づいてた。 たいして興味がない物事に対して 集団で決断する事の無駄さを。 私にとっては、それが修学旅行。 これはあくまで、変で偏った性格の私の偏見なので あまり感情の重きを置かないで欲しい。 とはいえ、 私は私なので、私のハートにフォローして 決断した結果、ほぼ即決で 高校一年生から、毎月貯めてた修学旅行積み立てを全て
彼は、堪能な日本語でこう言ってきた、 聞いてもないのに。 シドニーからファッション関連の仕事で 日本にやってきた、 僕は副社長だ、と。 ノートリアスのご両親の仕事は? ノートリアスの仕事は? 「両親は普通の仕事です。 私は普通の社会人です。」と答えた。 彼は、続けてこう言ってきた、 聞いてもないのに。 僕の父は、投資家で 母は弁護士なんだよ、と。 なかなか怪しい。 それに加えて彼は、 とても可愛い犬の写真を送ってきた。 頼んでもないのに。 そして、ここから一気