子育て 「一緒に遊ぶ」から「見守る」の転換期
約10年前、娘が生まれてから、娘と過ごす時間が楽しくて楽しくて。
一緒に遊ぶのがとても楽しかった。
大の大人が夢中になって、子どもと一緒に、砂場遊びをしたり、おにごっこをしたり、水遊びをしたり。
家でも、おえかき、ねんど、おままごと、工作、お菓子作り…毎日娘と何をして遊ぼうか、そんなことばかり考えていた。
無理をしてそうしていたのではない。
心から楽しくてそうしてきた。
それから10年たち、年齢を重ねたのもあってか、子どもたちと一緒に遊ぶのが体力的に少しずつ辛くなってきた。
子どもと同じ目線で純粋に一緒に遊ぶことを楽しめる大人
子どもにとってはそのほうが嬉しいと思う。
でも、どうしても体力的にもうキツかった。
そんなとき、
「親は必ずしも一緒に遊ばなくてもいいんです。親の大事な役割は見守ること」という言葉を聞いた。
今の私にその言葉がすっと入ってきた。
それから、
「一緒に遊ぶ」ではなく「見守る」を意識して子どもたちと接することにした。
子どもたちは今何をしている?
今の子どもたちに必要なものはなに?
一歩引いて見守る子育ては、不思議な感覚がした。
「一緒に遊ぶ」から「見守る」への転換期を迎えた子育ての新たなスタート。
どうなっていくのか。
少しドキドキしている。