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他人の目がウヨウヨした、期限付きライフ

2009年就職氷河期が定着したころに
ちょうど就職活動がはじまった。

気分は最悪。

もう2年早かったらどんなに良かったか。

私の就職した会社はブラック企業。
ブラック企業の定義は人それぞれあると思う。

ブラック企業をGoogle検索すると下記のような定義がある。

労働者を酷使・選別し、使い捨てにする企業。
度を超えた長時間労働やノルマを課し、耐え抜いたものだけを引き上げ、落伍者に対しては、業務とは無関係な研修やパワハラ、セクハラなどで肉体・精神を追い詰め、せんりょくてきに「自主退職」へと追い込む。(コトバンクより引用)

自分だけ将来の夢がないような気がして不安だらけ。
就職なんて不可能。

それでも普通の人と同じように
会社で働かないといけない、
その他に選択しはないと決めつけていた。

英語を活かした仕事に
つければいいかな、なんとなく運輸業界を見て応募。
内定ゼロ。

旅行に興味があるから、
旅行会社を受けてみよう。
内定ゼロ。

50社程受けても内定ゼロ。
心身ともに疲れ果て、
1ヶ月とことん休むことにした。

1ヶ月後に就職活動を再開し、
美容に興味があり、
エステ業界に手を出した。

大手は最終面接で落ちたが、
中小企業の内定をもらった。

最高の気分を一瞬味わった。

就活活動という自分を売り込む
活動にほとほと疲れていたので、
どこの会社に受かっても、
ポジティブに考えるしかなかった。

なんとなく生きることは、
悪いことではない。

ただ人生には期限がある。

期限だけではない。

期限付きの人生には、
他人の目がウヨウヨしている。

・家族の目
・友達の目
・社会の目

この妄想の目が
ロード・オブ・ザ・リングのサウロンの目
のように自分を見続けていた。

ちゃんとしないといけない。
立派に働かないといけない。

そればかり考えていて、
何をしたいかなんて理解できていなかった。

人生なんて
本当になんでもできる。

他人の目を気にしないことが重要。

世間を気にしていたら、
妄想中毒になって人生終わってしまう。

だから就職活動をする前は、
もっと自分と向き合ってほしい。

#コラム #エッセイ #就職活動 #人生 #将来の夢
写真 unsplush.com

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