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バゲットで作る自己肯定感 (前編)

バゲット作りはじめました。

美味しいバゲットしか食べないわたしです。なぜかと言えば、これまでに美味しいバゲットに出会えたからです。舌が肥えるとスーパーのバゲットに戻れません。

私は東京在住なので、東京に住んでいるとパン屋さんの数って本当に多いなと思います。それなのに、美味しいバゲットを売っているパン屋を見つけるのが結構困難です。

普段買いするには高すぎる値段がついた高級バゲットならありますよ!普通に一本400円とか。サイズが小さいものとか。コスパが悪すぎる!と感じてしまいます。

バゲットラビットでバゲットをよく買っていました。紙のラベルが巻かれているカリッとしてて味もしっかり、中は弾力のある「バゲット アルティザン」は天然酵母のバゲット。

「ザクッとしたクラストに、もちっとしたクラムの食感をぜひお楽しみください」とのこと。思ってたまんまの表現ですね。毎年クリスマスには、チーズフォンデュとかチーズ用のパンとして消費が多いので、いつも5-6本買ってます。

ところが、昨年わたしの大好きだったアルティザンのバゲットが生産終了になってしまい、途方にくれました。他の店で買ってみたものの、しっくりくるものはなかなか見つからない。

まぁ、しかたないなー、って思ってしまう性格なので次のクリスマスはどっかの美味しいバゲットを適当に見つけようと思っていました。

突然ですが、私の旦那さんは発想力というか、思いつきやアイデアが豊富です。一方、わたしはPodcastとかYouTube、テレビで見て、やってみたいななど思った時にやっと発想というか感化される程度なんですよね。

数ヶ月前旦那さんがパンを作りたいと言い始めました。どんなパンが作りたいの?ていうか、こんな初心者で作れるのかな、と不安な気持ちが一気に湧き上がりつつ話をしていました。

ピザパンとか食パン、バゲットなんかから始めたいとのこと。イーストの仕組みも発酵ってなに?っていうレベルですよ、そんなわたしには怖すぎるアイデアでした。

とりあえず、初心者にもわかりやすいくて美味しいパンが作れる本を大量に買いました。作ったことない初心者なくせして、舌が超えているので本探しは大変でした。プロ向けで初心者向け、というような、完全矛盾しています。

まずは工程がかなり簡単だったピザパン作り。ピザパンのパンってこねなくて出来るんですね。粉類と水を合わせて、ねかして、少し生地を折りたたみ、またねかして、また折りたたむ。野菜室で一晩寝かして、翌朝に型にオリーブオイルを垂らして生地を落として、手で四方向に伸ばす、焼く。

冷めた後にピザソースとチーズをかけて、なんならペパロニも載せちゃって。グリルでもう一度軽く焼く。簡単にできて、美味しい!

ピザパンは3回くらい試して、成功体験ができました。お陰でバゲット作りへの挑戦も不安感が減りました。作る前に、本を読んで読んで読み込んで頭でシミュレーション。

シンプルなんだけど、微妙に工程が多いなと思いましたね。バゲットについて書こうと思ったのにピザパンの話しかしてませんね、失礼しました。今日はここまで。また続きを書きます。

ここまでお読みいただきありがとうございます。
またお会いしましょう。

バゲット(後編)はこちら

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