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国際結婚のイメージは外れるもの

国際結婚のイメージ
・英語のみで会話する
・海外で生活する
・ハーフの赤ちゃんを生む

私が国際結婚をするまではこんなイメージ。

もちろんこのイメージ通りの結婚をした方もいると思うが、私が結婚してから約8年間はどれも当てはまらない生活だった。

つまり、予想は外れたわけだ。

リンクは日本が大好きで、私と出会う何年も前から日本を愛していた。彼の夢は日本に住むこと、それくらい日本に対して特別な思いを思っていた。

私と大学で出会った時は、
ままならない日本語力だったのに、
1年後には日常会話はほとんど出来るまでに。

一方で私は、小学生のころからグループ英会話を習っていて、始めは嫌いだった英語も中学生になった時には大好きになっていた。

英語の勉強も自ら進んでする上に
字幕で洋画を毎週のように見ていた。

早く外国人と生の英語を話したい。
ペラペラになりたいと思っていた。

つまり私とリンクはお互いに相手の言語を習得したいと思っていた。(厳密には彼の母国語はフランス語なのだが、会話は日本語と英語である。)

私は海外で生活したかったし、
彼は日本で生活がしたかった。

仕事のことなどを考えて、
日本で生活をすることになった。

結婚すれば赤ちゃんを産む。
自分の親は結婚して2年後には、
私を産んでいたし周りも結婚をしたら、
赤ちゃんが自然にできていたから
私もそうなるものだと無意識のうちに
思っていた。

彼は野心の高い人。

だからこそ赤ちゃんが生まれれば、
赤ちゃん中心の生活が始まり成人するまでは
その子の責任を持つことになる。

そんな中で新しいことにチャレンジするのは、
結構現実的ではない。時間もお金も体力も
赤ちゃんに与えることになるし、自分がしたかった
ことをするにはそれらが必要ということである。

私は自分と彼の赤ちゃんを見たい
という夢があるけど、それによって
ほかの夢を追いかけられないのは嫌。
そして彼の夢さえも叶えてあげられない
のはもっと嫌だと思った。

いつかは赤ちゃんが欲しいと
心の底から思う。

そのために、自分たちの夢を叶えよう、
そう思うのだ。

結論として、私のイメージしていた
国際結婚はあくまでもイメージだった。
毎日楽しい生活を送っていることは
国際結婚が理由ではなく、彼に出会い
彼と一緒に過ごす時間がそう思わせているのだ。

もしあなたが国際結婚に憧れているなら、
どの人を選ぶかが重要ということを覚えていてほしい。

#エッセイ #国際結婚 #イメージ #海外

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