【これを読んでおけば絶対大丈夫】サッカー日本代表とワールドカップ【なんで盛り上がるの?】1部
僕野球派なんですけど。。。
毎回なんで盛り上がっているの?
と思っているアンダーグラウンドの方こんにちわ♪
実は野球大好き犬男爵です。(ブルータス。お前もか
サッカールールがすごくシンプルですよね。
90分以内に足を使って、ゴールを決めたら勝ち。
シンプルが故に面白い。
そして、弱いチームが強いチームに勝っちゃうなんてことも
よく起きるので皆見ちゃうところもあります。
今回は、4年に一回の国別サッカーナンバ1決定戦のワールドカップと
我が日本代表との歴史について書いていこうと思います
読み終わっているころには、きっと貴方も見たくなるはず…
FIFAワールドカップとは
国際サッカー連盟(FIFA)が主催する、国の代表チームによるサッカーの世界選手権大会である。
全世界のテレビ視聴者数は通算で約310億人。
この前ありましたスポーツの祭典オリンピック。
実はオリンピックの視聴者数は約30億人と…
ワールドカップの約1/10程度の視聴数であったため、
どれだけ世界的に盛り上がるイベントか分かりますね。
どうやって出場できるの?
世界各地域に分かれて予選を行い、32チームが決まります。
ざっくりヨーロッパ、アジア、アフリカ、北アメリカ、南アメリカと分かれて大陸毎に予選が行われます。
そこで勝ち上がった32チームがワールドカップに出場できるわけです。
日本代表とアジア予選大会
つまり…日本代表はアジア予選を勝ち上がる必要があるわけです。
ワールドカップが始まったのは1930年、四年に一回。
1954年のW杯スイス大会の予選参加で
日本サッカーはアジアで負け続けていたのです。
重い扉が開かない約40年間、、、日本サッカーは諦めません。
1991年にサッカー選手のプロ化(Jリーグ開幕)等
選手育成に時間をかけて、
とうとう1994年のアメリカワールドカップに
出場するチャンスがやってきます
初めて勝ち上がるチャンスが…
予選は後1試合を残して、日本は1位に立っていました。
2位のサウジアラビア、3位の韓国の差はわずか。
上位2チームが出場権を獲得できます。
ただ日本はとても有利の状況でした。
日本は最後の試合で勝てば、問答無用で出場決定。
ただ仮に引き分けてもサウジアラビアが勝ち、韓国も2点差以上で勝たないと3位まで落ちる順位にひっくり返りません。
最後の3試合は公平を保つため、同じ時間に始まります。
日本は幸先よく先制し前半1-0で終了。
他の前半はサウジアラビアが2-1で勝ってて、韓国は0-0の同点でした。
このままのスコアなら1位、2位の日本、サウジアラビアが出場権獲得です。
さて勝負の後半の日本は失点。1-1となりますが、、、
勝ち越しゴールを決めて2-1でリードします。
サポーターは固唾を飲んで試合が続きます
試合時間あと1分のところで、他2会場の試合が先に終わりました。
サウジアラビアが4-3、韓国も3-0で勝ち。
つまり日本は引き分けだと
韓国にひっくり返されて3位になってしまう状況になってしまったのです。
最後のワンプレー…相手がヘッドしたボールがスローモーションのようにゴールの中に入っていきました。同点の2-2。
そして無情にもすぐのタイムアップ。
日本代表はワールドカップ初出場まで
あと1分の所で逃してしまったのです。
サッカーファンはこれを試合が開催されていた地から名前をとり
『ドーハの悲劇』と言われています。
ちなみに…このとき出場していた選手が今の代表監督 森保一監督です
悲願の初出場
4年後のフランスワールドカップ。
アジア予選で日本は苦境に陥っていました。
戦術がかみ合わず途中で監督を交代。
今までコーチをしていた岡田武史氏が監督になります。
前回大会はアジアが出れる2チームから
今大会から3.5チームと増えていたのですが、
なんとかイランとの最終決戦まで進むことができました。
(0.5の概念は他の大陸の勝ち上がったチームと1枠をかけて最終決戦がある)
赤の2チーム(イランと日本)が中立地でアジア最後の1.0枠、
一発勝負の戦いに挑むのです。
(ちなみに負けたらオセアニア大陸チームのオーストラリアとの勝負が待っています)
もう日本中が大盛り上がりです。
開催地のマレーシアのジョホールバルには多くの日本人サポーターが訪れます。
あまりの熱気に当時の代表監督岡田武史氏は『負けたらもう日本に住めないことを覚悟してくれ』と家族に相談していたそうです。
試合展開は一進一退。前半、日本が先制して1-0で終わりますが
後半開始早々イランが反撃、あっという間に同点、逆転と1-2の状況になってしまいます。
そこで岡田監督が動きます。当時エースと言われていた点取り屋2人の三浦知良(通称:カズ)、中山雅史(通称:ゴン)を外して、ブラジルから帰化した呂比須、若手エースの城を投入。城がすぐさま同点ゴールを決めます。
試合はそのまま90分が終了。2-2です。
延長戦になります。
当時の延長戦のルールは
・前後半15分ずつ行う
・その間に先にゴールを決めたチームが勝ち、その場で試合終了(通称:ゴールデンゴール方式、別名:V(ぶい)ゴール)
・延長戦で点数が入らなかったら、PK戦でした。
延長戦から点取り屋岡野雅之(通称:野人)が投入されます。
この岡野さんがやらかします。
キーパーと1対1の状況で外してしまった後
キーパーと1対1の状況でパスをしてしまうのです。
サポーター全員から罵声のように怒られます(笑)
岡野氏はこの時を振り返って、やっちゃった…
でも監督だけは励ましてくれると思い、
岡田氏の方を見ると『殺すぞー』(コンプラ)と言われたと回顧しています。(笑)
しかし最後は、この岡野氏がやってくれます。
遠目のシュートを放った当時若干19歳の中田英寿を弾いたボールを
岡野が飛び込みゴール。Vゴールとなり、試合終了。
日本は初めてのワールドカップ出場を決めたのです。
日本サッカーにおいてこのことを『ジョホールバルの歓喜』と言われています。
※豆知識 当時あったVゴールのルールをイラン側が理解していなかったとの噂があります。なので、日本が喜んでいる中、すぐにボールを戻して始めようとしていたとのこと。またその後イランはオーストラリアとの大陸間での勝負に勝ち、出場権を獲得しています。
初めてのワールドカップ フランス大会
強豪たちとの戦い
劇的な勝利に湧く日本代表には大きな期待を寄せられていました。
ここからは世界との戦いです。
32チームが8グループに分けられて
上位2チーム(16チーム)を決めてからトーナメントです。
初戦:アルゼンチン戦
優勝候補であるアルゼンチンと初戦でぶつかった日本。
ボールを握られる展開でしたが必死に守る展開。
前半10番(エースナンバー)の名波浩がゴール前で弾いたの際に
相手のエース、バティストゥータに渡ってしまいそのままゴールを決められます。
日本も猛攻を仕掛けようとしますが、世界の壁は厚くそのまま0-1で敗戦します。
2戦目:クロアチア戦
アルゼンチンより日本も攻めるシーンが多くみられます。
しかしなかなか入らず、0-0で進む展開でしたが
クロスパス(ピッチを横切るパスの意味)がフリー相手に。
そしてそのままシュート
GK川口能活も触れますが、ボールの勢いが強く
そのままゴールを決められてしまいます。
そして試合終了、またも0-1で敗戦します。
3戦目:ジャマイカ戦
3戦目が始まる前に、、、
すでに2勝したアルゼンチンとクロアチアがグループリーグを突破しました。
しかし日本も負けたままでは終われません。
一勝でもして初めてのワールドカップを終わらせたい。
同じ二敗同士のジャマイカ戦。
しかし身体能力を生かしたジャマイカのロングボール戦術に対応できません。
前半に失点、後半も攻めに出た日本に対して守備の穴をついて2点目の失点。0-2となってしまいます。
しかし後半28分、日本はロングボールを入れたボールを呂比須が頭で落として、中山雅史が体を投げ出し当ててゴール。
(実はこの時、中山選手は骨折していたそうです。気迫のゴールですね)
日本代表はワールドカップで初めての得点を決めます。
その後も猛攻を仕掛けますが、そのまま試合終了。
初めてのワールドカップは、
0勝3敗でグループリーグ敗退となりました。
惨敗に終わった初めてのワールドカップ
劇的な展開で出場を決めた日本は、サポーターの大きな期待をもってワールドカップに参加しましたが、結果は惨敗。期待は大きな悲しみに変わってしまいました。
大会も終わり、日本代表がフランスから帰ってきました。
その時のエースで期待された城は、うつむきながら空港内を歩いていると不甲斐ない結果に怒ったサポーターから水をかけられました。
あまりの酷い仕打ちに城は驚き、より悲しみ表情と変わり、それを見たスタッフに抱きかかえ守られながら空港を後にします。
実は、この記事を書こうとしたきっかけの出来事です。僕は子どもの時に、このニュース映像を見て衝撃と怒りを覚えました。(残念ながら?YouTubeにはなかったです)
日本代表として戦った人たちになんでこんなことができるのか…サポーターとして期待や悲しみがあるにしても、暴力的な行為が許されるわけではないです。
前編の終わり
長い歴史の中で、日本代表は確実に強くなっていると実感していますが、
ワールドカップに出場するまで、ここまでの苦労があったことがわかりましたね。
今週末にあるアジア予選(サウジアラビア・オーストラリア戦)が楽しみです。
しかし午前3時ですか・・・いや絶対見よう。
ここまで御覧いただきありがとうございます。
良かったら各都道府県でJリーグや参画を目指すサッカークラブがあります。
我が埼玉には、浦和レッズ・大宮アルディージャ、関東リーグのKOEDO KAWGOE FC等
女子チームも浦和レッズレディース、大宮アルディージャベントス、ちふれasエルフェン埼玉等など
それぞれ都道府県の推しクラスを見つけて応援って最高ですよね。
今回は日本代表とアジア予選の戦い、そしてワールドカップの挑戦でしたが、次回は開催国としてのワールドカップ、そして黄金世代ですかね。
よかったらまた御覧になってくださいね。
さぁ午後も頑張りましょう♪