見出し画像

生き辛い世の中、令和と火垂るの墓【僕視点】【炎上】【日本】

炎上大好き!感情的になる人🙋はい!犬男爵です🐶

皆さんは火垂るの墓、見たことありますか?
みてない方は是非見てほしいです。

素直な感想を教えてください!
【戦争の悲惨さ】
【理不尽な世の中】
【おばさんの気持ちも分かるな】
【節子可愛い】
など色々あると思いますが、

僕が1番素直に感じたのは
【なんか気持ち悪い映画】です。

痛々しいシーンを見て思った訳でなく
・清太、節子の関係性。
・今の世の中を予知してたみたい。
当時は誰も共感してくれなかったのに…
最近になってまた再放送され
少しだけ変な人同士で言語化されて嬉しかった!

???と思った方は、是非一読下さい。

元ネタは嫌いな妹?

火垂るの墓は、実話のエピソードを参考に書いたと言われてます。
そして節子のモデルになった妹は、実際に餓死で亡くなったそうです。
当時作者は、何でも泣き喚く妹に嫌気を覚えていたと懐古してます。でも、、、後から後悔の念に駆られ、もし理想的な兄だったら…と想像して書いたのが火垂るの墓という作品である。という衝撃の真実。
知ってましたか?ちょっと怖いですよね。

高畑監督は反戦映画を描こうとした訳ではない?

これは僕も、後から知りました。
インタビューで答えてるそうです。

監督の意見をまとめると、
【現代の若者は当時の清太達に似た境遇にあり、共生や社会から離れようとしてる人が多いから、共感できるのでは?】と思ったそうです。
映画の中で、周りの大人達はなんだかんだ手を差し伸べるが、清太自身が断って、理想的な家庭を洞窟で築こうとしたが、失敗。

そして個の尊重が普通になった今の世の中では…
・僕たちは当時の清太達を批判できないのではないか?
と思ったと同時に

戦争中は、全体的に同調する世の中(全体主義)、また同じの世の中になったら清太達は自分勝手だ。と叩く。
これは恐ろしい世の中だ。と危惧してます。

なるほど。え?今も同じ時代な感じするけど…
と僕は思ってしまいました。

岡田斗司夫の解説

男女の心中

サイコパス最高司令官の岡田斗司夫は、自身のYouTubeで、これの解説をしてました。
衝撃だったのは、僕の気持ち悪いに似た感想を言語化してるかも!と思ったからです。
岡田斗司夫はこの映画を、心中物と言っています。
つまり清太と節子の恋物語。近親愛。
だから清太の目線での理想の節子シーンが沢山ある。

そしてこれに衝撃を受けた宮崎駿。
【風立ちぬ】という男目線がたっぷり入った心中物を作った。こちらは対象が大人同士だったため、僕もすんなり受け入れられました…

でも火垂るの墓は、近親愛と幼児という目線だったため、僕自身がちょっと気持ち悪い。って思ったのを言語化された形になったのです。

炎上する世の中

よくSNSで使われる炎上。何かやらかした人は徹底的に叩かれますよね。でも広告では抜群の成果が得られるため、禁断の果実となったSNS。
全体的に叩く感じの世の中。なんか似てません?映画の中での世界に。

陰謀論否定派の僕

僕の立場もなんか正直気持ち悪い。笑
陰謀論を説いてるかのような解説。
ただ、僕は歴史的に繰り返すということだけ確信してる部分はあります。
だって日本の歴史を見れば、
全体で叩く・炎上する令和⇨
個の尊重だった平成⇨
全体主義の昭和⇨
個人を大切さが尊重された大正⇨
天皇主権で、現代日本について争った明治と
全体⇨個人⇨全体⇨個人…
って繰り返してません?
つまり令和は全体主義になるはず!と思ってます。

僕はそんな世の中を火垂るの墓でリアルに予見してる感じが、怖っ。と素直に思ったのです。

なぜ便利になっていく世の中で生き辛くなったのか

令和は全体主義と言っておきながら、即否定で申し訳ないのですが(笑)
実は一人一人が自由に発言できるSNSが発展したため、もはやルールがあっても、ルールの中であれば何をしても良いという、個人主義が同時に発展しました。
え?どっちと思う方?
これが僕の答えで、だから生き辛くなったのです。
時に全体主義、時に個人主義がゴッチャになったから、人としての二面性がないとやっていけない世の中になった。

SNSには本音はこうだよね。でも公共では炎上するからこっちの発言をする。という意味です。

解決策はない

実は歴史を調べてもこのような時代がないのです。
(つまり高畑監督の予見より斜め上をいってる)
過去で炎上のような反乱はありますが、大体が押さえ込まれるか、そのまま政府を打倒しちゃいます。
多分今の炎上が政府打倒とは違った視点だし、解決策の取り締まるルールを作ることですが、人権が育った現代ではSNS禁止は絶対に出来ない。(微博では出来ますが)と思ってます。

最後に…

僕は世の中が全体主義、プライベートは個人主義の時代が長くなると思ってます。少なくともあと40年は。
その理由は、少子高齢化です。40年の理由は昭和世代がいなくなり、平成時代の高齢者が増えます。
その時に初めて審判が下されるのでは?と思ってます。
昭和を生きた人たちは、全体主義から個人主義へ変化した時代。
それが平成に生まれた人は、個人主義から全体主義を理解した時代。
それを令和時代生まれが審判してくれます。

どうなるんでしょうね。
おじいちゃんの僕は令和の若者に委ねます。ホッホッホ(安西先生目線)

まさかこんな話になるなんてと思ってましたか?
火垂るの墓。一回見てみてほしいです。
僕と同じく気持ち悪いと思った人
多分飲みにいけます。笑
平成生まれの若輩者の意見を
ご覧頂きありがとうございます😊

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?