【懺悔】自律神経失調症で休職中の彼氏を3ヶ月でn回泣かせた
最低なタイトルからスタートしました。
彼氏のシロさんとは職場で出会い
同棲して3ヶ月が経ちます。
付き合ってからは約4ヶ月。
知り合って5ヶ月です。
私が会った時にはもうすでに
精神に支障をきたしており、
底抜けに明るいのにどこか不安定で
周りに気を使いすぎる
とても繊細な人なんだろうな
と思ったのを覚えています。
泣かせた原因は?
一方的な喧嘩です。
私が延々と、
彼の金銭問題と将来設計の危うさを
詰めまくりました。
実はこの記事を書いている昨日も
泣かせています。
数えてみると、おそらく6回は
この3ヶ月で喧嘩しています。
精神科に通い、薬も処方され、
今は穏やかに過ごさなければいけない人。
そう分かっているのに。
金銭問題
給料日が近付くと耐え難い不安が
私に纏わりつきます。
現在、シロさんは貯金ゼロ。
私への借金20万円。
こうなった原因は3つ。
①シロさんのブランド志向
②シロさん、初めての同棲で浮かれすぎた
③会社のミスで休職手当が振り込まれない
私はその全てに怒りがありました。
①ブランド志向
いいものを長く使う、これなら理解できるのに
どうして身の丈に合わないものを買って
その結果ろくな貯金をしなかったのだろう。
現在彼はそういった浪費はやめ、
今後もしない方向で固まっています。
同年代の中では高級取りでした。
その分激務で、そのストレスを浪費に
向けていたのだろうと思います。
貧乏な育ちで、
自由に使えるお金に糸目をつけなかった、
そもそも実家に貯金の概念がなかったことも
原因だと思います。
②初めての同棲
シロさんにとって初めての同棲であり、
社宅を出て初めて自分で見つけた家に住む。
彼の長年の密やかな夢でした。
ベッドも家具もこだわりたかったんだよ
浮かれちゃう気持ち、私は分かるよ
だって、初めての城じゃない
好きな人と生活なんて夢だったのよ
母に諭されました。
高校から寮生活を始め、
限られた金額でどう生きるか
どこにお金をかけ、どこを切り詰めるか、
私の中で当たり前と思っていた経済観念を、
その牙城を崩されたようでたまらなく
怖くなったんです。
言い訳です。
他人が住むのだから、
衝突があって当たり前。
私が絶対正しいことはない。
折り合いをつけなくてはいけません。
③会社のミス
会社に全く確認をしなかったことも
今回の支払いがされない事態を引き起こした
原因でした。
彼は会社から振り込まれると見越して
買い物をし(家具家電、もちろん折半)
その結果現在私へ借金しています。
情けない人
正直そう思いました。
前職が金融の、しかも金貸しだった私
経済観念の欠如著しい人間の最後を
毎日毎日見てきました。
私の好きな人って、そんな人なの…?
そう思ってしまいました。
いつもは明るく振る舞おうとしても
結局、月に2回は爆発してしまったのです。
ただ泣くだけの人を更に責める
彼はこの手の喧嘩で、
ただ泣いて謝ります。
か細い声で、
消え入るような声で、
充血した目で、
ごめんね
ごめんなさい
こんなことを聞きたかったんじゃないのに
私は何をしているんだろう
私は何を伝えるべきで
何を諦めて何を改めなくては
いけないのだろう。
その葛藤をそのままぶつけてしまったことも
ありました。
将来設計の危うさ
現職は過労死もある仕事です。
部署こそ違えど同種なので
よく理解しています。
私は金融畑に戻り、
彼はIT関連への転職。
この方向性で決まっています。
いついつまでに何の資格を取って、
いついつまでにいくら貯めて。
毎日頭を捻らせている私と対照に、
彼はその時になれば何とかなるという
スタイルでした。
大らかな彼と、心配性の私。
具体的にどうすんの!?
数字は?!根拠は??!
休職中の人に何言ってんだか…
一馬力の不安を彼にぶつけ、
早く安心したいと泣いていました。
彼が復職できなかったら
それは私が原因です。
全く休めない環境を作り上げた、
私のせい。
転職は再来年あたり。
12月から復職予定ですが、
どうなることやら…
私たちはどうするのか
結論、一緒に勉強をすることにしました。
(お金や将来設計については、
2人ですり合わせ続けますが、
もうどうして?!と問い詰めるのは
やめにします。)
同じ目標に向かって、
お互い未知の分野に一緒に挑戦することにしました。
泣きながら決めたことです。
彼自身、
努力らしい努力をしたことがないと、
何から手をつけていいのか
自分は何をすべきか分からない
これらが不安で仕方ないそうです。
そう、そうなのか。
本音を言えば
23にもなって甘えてんじゃねーよクソが
そう言いたい。
けれど人は人。
皆が皆自分ではないし、
私のように生きたら息苦しさしかないと思う。
そこで2人で始めるのが
インドネシア語です。
将来は海外でまた仕事がしたい
いつだったか、付き合う前だったか、
そう言った私をシロさんは覚えていてくれました。
俺はいつか、
彼女の行きたい国で一緒に生きる
そう嬉しそうに家族や友人に
電話していました。
その将来はいつになるやら…
近日の目標ではなく、
2人で少しずつ、
何年もかけて何かを手にしたい。
いつかインドネシア語で、
あんなにお金に困って悩んでぶつかって、
よく見切り発車でここまで来れたよね
そう笑い合いたい。
最後まで読んでいただきありがとうございました。