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真田丸とサウダーヂな夜。

歴史オタクで真田ファンの森山城主に「きり」と呼ばれています。どうやら私は大河顔らしい。顔だけにとどまらず髪型までも大河カットと言われます。 もしくは金太郎。LEONのマチルダを意識した髪型のつもりなのに。

私は日本史があまり得意ではないけれど、なぜか歴史オタクが周りに多い。みんなお気に入りの戦国武将を答えることができる筋金入りのオタクっぷり。

祖父の話によれば、私の苗字には由緒正しき由来があって、実はある武将のおかかえ武器屋だったらしい。この話を軽い気持ちでオタクの友人に話すとテンションが上がって大変なことになる。先日も大阪の古本屋さんで女主人を興奮させてしまい、常連さんにまで囲まれてしまった。

そのあとは大抵、その武将にまつわる漫画や大河ドラマ、時代小説を勧められる。興味はあるけれど歴史を遡るってなかなか骨の折れる作業で、知るべきことが枝葉のように分かれていて果てしない。だから今までずっと手が出せずにいる。

だけど近頃、自分のルーツを知ることは大切かもしれないと考えるようになった。

というのも、祖父が最近になってエンディングノートを書いて遺品を整理し始めたから。その祖父に鑓屋家の系譜図をたくされたのです。なぜか部屋中のふすまを閉め切ってこっそりと。(笑)

我が家の由来を明らかにするために、祖父が何度も金沢に通った話を幼い頃から聞かされてきた。私は、その苦労話を毎回流すように聞いていたけど、語るべきことがきちんとあるのに周りの人に対して「わからない」で済ましてしまうのは私の怠慢だなあと反省するようになった。

ちなみに祖父は家系を遡っていく中で気がつけば「九郎次」というミドルネームを手に入れていた。例えば「鑓屋 九郎次 翔子」となるわけだ。実際に手紙とかで使っていたけど謎でしかなかった。ルーツを探ることで、祖父の不可解な行動も理解できるようになるかもしれない。

「保存すること」と「伝えること」

よく聞く言葉だけど、今まで自分ごととしてその言葉を使うことはほとんどなかった。祖父の話をきっかけに自分がこれまで触れてきたもの全てに対してアーカイブする必要性をなんとなくだけど感じている。

だけど同時に、どうして人は保存して伝えようとするのか不思議にも思う。なぜそんな感情が芽生えるのか。(その辺のこと詳しい人に話を聞いてみたい。)

よくわからないけど、とりあえず歴史を振り返ってみようとまずはNHKの真田丸を観てみることにした。登場人物のきりちゃん、かわいらしくて親近感がわく。だけど、ネットをみたらきりちゃんの言動はウザすぎるようでかなり炎上している・・・。自分がディスられているようですごく複雑な気分。

それはさておき、サウダーヂな夜と真田幸村、実は共通点があるのです。城主から話を聞いて納得。

歴史好きな方は是非サウダーヂ城へ。


2016年05月27日


「サウダーヂな夜」という変わったカフェバーで創刊された「週刊私自身」がいつの間にか私の代名詞。岡山でひっそりといつも自分のことばかり書いてます。