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納得なき負担増

今日は日経新聞の『介護保険料、4月大幅上げ、大企業、年1万円超の負担増続出、給付の抑制急務に。』を読んで。

思ったことは、以下の点。
・負担ばかり増える印象
・ない袖を振るな!
・やっぱり「仕分け」が必要だ
これらについて以下に説明する。

負担ばかり増える印象

まず感じたのは、給料が増えないのに負担ばかり増えるという印象だ。減税措置など、利用する側からすると有利になる制度もあるのだが、それは適用要件を満たさなければならない。一方で負担増はだいたい一律で課される。だから「負担ばっかり増えるよ。。」と感じる人の方が多いと言える。

ない袖を振るな!

介護保険はとても重要だと思う。だからといって財源がないのに介護費を負担し続けるのはいかがなものかと。見通しが正しくなかったというのもあるが、そうだとしてもそれを後追いで一律に負担を求めるというのは納得感がない。それに加えて後手後手になって、超過分を穴埋めしている現状を打破しなければならない。「◯年後にこうしたいからそのために協力してほしい」というような説明を期待する。

やっぱり「仕分け」が必要だ

「遠足のおやつは300円まで」と言われれば小学生でもその中でどうにかしようと必死に考えるが、今の日本はそうなっていない。「足りなかったら追加予算組めばいい。財源はないから増税でも負担増でもすればいいから。もしくは国債追加発行だな。」となっているように感じる。「1. 赤字にならないように使うところを選び、2. 予算を必要な分だけ配分し、3. 予算内で期待以上の成果を出す」というのがあるべき姿だ。これを実現しようとしていたのが「仕分け」だったのではないかと思う。「2位じゃダメなんですか?」とか、そういう部分ばかりがフォーカスされてよい印象はないが、やろうとしていたことや考え方は至極まっとうなものだったと思う。

おわりに

本当に必要な負担をいわゆる現役世代がすることには異論はない。しかし、現状ではなぜ負担増なのかの原因や背景の説明がないことが問題だと思う。

それでは、今日はこの辺で。


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