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iPadのバッテリーのパフォーマンスが見られない理由を妄想してみた

今日は、同僚と話していてはじめて知った『iPadのバッテリー情報は自分では調べられない』について書きます。

<思ったこと>

バッテリー使用状況は見ることができる
バッテリー使用状況はiPhoneでもiPadでも見ることができる。残量のグラフとか、どのAppが電力を消費しているかなどの情報だ。バッテリーの持ちが悪いなと感じたらまずはここを見ることが第一歩だろう。
Appleのサポートページはこちら→「iPhone、iPad、iPod touch のバッテリーの使用状況について

バッテリーのパフォーマンスについてはiPhoneについてしか記載がない
まずはサポートページを読んでみてもらいたい。
Appleのサポートページはこちら→「iPhone のバッテリーとパフォーマンス
このページにも書かれている通り、iOS11.3以降iPhoneのバッテリーのパフォーマンス情報が設定Appから見られるようになった。"パフォーマンス情報"というとわかりにくいかもしれないが、要するにバッテリーの「へたり具合」がわかるということ。これはとてもわかりやすくていいと思う。
しかし、iPad OSではこの項目がない。ググってみたがApple Storeかアップル正規サービスプロバイダに持っていかないとダメとのこと。

なんでだろう?
iPhoneでできていることがiPadでできないということは技術的にはないだろう。それでもこの機能がないのはなぜなのだろう?
バッテリー容量がもともと大きいからかと思ったが、容量の大きさとは関係なくバッテリーの「へたり具合」は知りたいところ。
設計の問題だろうか。何かしらの設計の問題でバッテリーの状態をセンスするセンサーが搭載できないとか。考えにくいな。

わたしのたどり着いた結論
バッテリーがへたる頃には新しいモデルが出てるから」じゃなかろうか。わたしの場合、iPhoneとiPadを比較すると使用頻度が明らかに異なり、iPhoneを使っている時間の方が圧倒的に多い。これが超ヘビーユーザーになると次のモデルが出る前にバッテリーがヘタる可能性が出てくる。iPadでもヘビーユーザーはいると思うが、絶対数はかなり違う。

2019年第三四半期の出荷数を調べてみたところ、iPhoneは4,560万台でiPadは1010万台とのこと。思ったより差がない感じだが、約4.5倍程度の差だった。(iPhoneの出荷数のソースは『2019年第3四半期の世界スマホ出荷台数、2年ぶりに増加へ』、iPadの出荷数のソースは『2019年7月〜9月のiPad出荷台数、前年同期比で4%増』で、いずれもiPhone Maniaの記事を参照した)

あとはiPadのバッテリーはiPhoneより容量が大きいので多少へたってきてもそれなりの時間使うことができるだろう。そういうこともあって、そんなにバッテリーパフォーマンスにはセンシティブになる必要がないということだろう。そして気になり始める頃には新しいモデルが出ているのでどうぞそちらに乗り換えてください、と。そういうことだ。うまくできている。

おわりに

だいぶモヤモヤしていましたが、なんとなく納得しました。これからCPUは省電力の方向にも進むだろうから、バッテリーライフはどんどん長くなっていってほしい。Kindle Paperwhite並にバッテリーがもつiPad miniとか出たら買ってしまうわ。

それでは、今日はこの辺で。
Photo by bongkarn thanyakij from Pexels

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