Circuit Breaker発動中にシンガポールで何が売れているのか?
興味深い記事を読んだのでご紹介。
Straits Timesの『How Covid-19 is changing what Singaporeans shop for online』という、Circuit Breaker発動中にシンガポールで何が売れているのかを分析した記事です。
記事中のグラフが美しいのですが、ソースであるGoogle Trendから自分でグラフを作ったらちょっと趣の違うものになってしまいました。ですので、もし可能であれば元記事と合わせて読んでいただくのが一番よいと思います。
食品
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Circuit Breaker発動後、小麦粉・卵・米・牛乳などの売上が急速に伸びました。これは自炊が増えたことを意味していると思います。米はおそらく買い溜めですね。また、小麦粉と卵と牛乳ってことは、、ケーキを焼く人が増えたっていうことでしょうか。これは日本でも同じような傾向があるのではないかと思います。母の日もありましたしね。
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それから、ちょっと特徴的な分析結果がありました。冷凍食品とミロが売れているという結果です。ミロはこちらでは「マイロ」と読むのですが、これがかなりメジャーです。幼稚園の運動会でもマイロがふるまわれるほどで、スーパーでも山積みにされて売られています。わが家でも毎日飲んでいますが日本に帰ったら飲まないかな。。
恐るべしバブルティー人気
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これは驚きの結果でした。確かに飲んでいる人を見かけることは多かったですが、そこまでの人気というか依存度だとは思っていませんでした。上はデリバリーの人気度を表しているグラフです。
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レシピの検索数もかなりスパイクしています。こういうのを見ると、シンガポーリアンは料理ができないのではなくて、したくないもしくはお金で解決しているという部分が少なからずあるということが言えそうです。
そのほか
以下、予想外のことはなかったので大雑把にまとめます。おそらくはこれらも日本でも同じような傾向なのではないかと思います。
・ダンベルやヨガマット等の室内運動用器具の売れ行きが好調
・PC用のモニターの売上が急激に伸びている
・ゲーム機器、特に任天堂Switchがバク売れ
おわりに
この傾向はCircuit Breaker終了後もしばらくは続くのではないかと思います。もっと人が動き始められるようになると新たなトレンドが出てくるのではないでしょうか。
それでは、今日はこの辺で。
Image by engin akyurt from Unsplash