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蹴鞠のトリコ

フリーランスのサッカージャーナリストとして活動する舩木渉が、横浜F・マリノスの練習取材レポートを中心にJリーグや女子サッカー、海外組日本人選手など幅広いテーマでサッカーの魅力をお…
こちらのマガジンでは横浜F・マリノスを中心とした日々の取材記事を発信いたします。月に2本以上お読み…
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#松原健

先制点演出→PK獲得→PK献上→大量出血。怒涛の90分間で松原健が体現したマリノスらしさ

「大樹くんに鰻を奢らないと」 AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)リーグステージ第5節が11月27日に行われ、横浜F・マリノスは浦項スティーラーズに2-0で勝利を収めた。  今大会のホームゲームは3連勝。初戦で光州FCに3-7で敗れて出鼻を挫かれたものの、マリノスは5節までを終えて3勝1分1敗の勝ち点10で東地区12クラブ中3位につけている。

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今季のマリノスを象徴する敗戦。天皇杯決勝に片手をかけたが…延長後半ATに痛恨の失点「今年の課題がすごく大事なところで出てしまった」【無料記事】

延長後半ATにまさかの失点、そして敗退 本当にあと一歩だった。だからこそ悔しさは1日経っても全く薄れない。  横浜F・マリノスは10月27日、天皇杯準決勝でガンバ大阪と対戦し2-3で敗れた。この結果によりマリノスが今年中に獲得できるタイトルはなくなり、2025-26シーズンにアジアの国際大会に参戦できる可能性も極めて低くなってしまった。  延長戦までもつれた激戦の幕切れはあっけなかった。  2-2のまま延長後半アディショナルタイムに突入し、あと1分でPK戦というタイミ

ACLエリートで突きつけられた現実。光州FC戦は7失点惨敗…マリノスが見た「僕らが強かった時」の幻影

大量7失点。ピッチでは何が起こっていたのか AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ初戦が9月27日に行われ、横浜F・マリノスは韓国の光州FCに3-7で敗れた。

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いよいよACLエリート開幕! マリノスは敵地で光州FCと対戦。松原健「僕たちがいつもやっているサッカーを出すだけ」【無料記事】

ACLエリート初戦へ。松原健が記者会見に登場 新フォーマットとなったアジアの頂点を目指す戦いが、いよいよ始まる。  横浜F・マリノスは9月17日、AFCチャンピオンズリーグエリート(ACLE)のリーグステージ初戦で韓国の光州FCと対戦する。 「まずは新しいACLに出られることをすごく嬉しく思います。僕たちは前回大会の悔しさを持って臨みますけど、あの悔しさというのは、やっぱりこの舞台でしか晴らすことができないですし、今はチーム全員がそういう気持ちを持って初戦に臨もうとして

誰もが口にした「宏太くん」の名前。ルヴァン杯準々決勝で体現したアタッキングフットボールの精神、「最後まで攻撃する」マリノス復活のために

水沼宏太が試合後に語りかけたこと ようやく本来の横浜F・マリノスの強さが戻ってきた。そう感じたのは、9月4日に行われたYBCルヴァンカッププライムラウンド(決勝トーナメント)準々決勝第1戦の北海道コンサドーレ札幌戦で最後のゴールが決まった瞬間だ。  水沼宏太が叩き込んだ渾身のシュートはマリノスの6点目。だが、ガッツポーズで喜んだのは一瞬だけで、ゴールネットの中からボールを拾った植中朝日らとともに、ゴールを決めた水沼もすぐに試合を再開すべく自陣へと走って戻った。

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松原健「自分も立場が確約されているわけではない」。盟友・小池龍太の復活からも刺激「やっぱりめちゃめちゃ嬉しかった」

チームメイトたちを勇気づけた小池龍太の復帰 小池龍太の復活は、横浜F・マリノスのチームメイトたちを駆り立てる力になっているようだ。  8月21日に行われた天皇杯4回戦のV・ファーレン長崎戦に先発出場し、約4ヶ月ぶりに公式戦のピッチに立った小池は躍動感あふれるプレーでマリノスの攻撃を勢いづけた。  前半終了まで45分間のみの出場ながらインパクトは絶大。メンバー外となり自宅から小池の復帰戦を見届けた松原健は「やっぱりめちゃめちゃ嬉しかったです」と長年切磋琢磨してきた盟友の復

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「自由」を手にしたマリノスのSB。札幌のマンツーマン守備を突き崩す「ポジショニング」と「クロス」に注目!

両SBが手にした「自由」 横浜F・マリノスは8月7日、明治安田J1リーグ第25節で北海道コンサドーレ札幌と対戦する。  アンデルソン・ロペスが「チームに自信が戻ったような気がする」と語ったように、ジョン・ハッチンソン監督就任以降はニューカッスル・ユナイテッドとの親善試合も含めて2連勝。札幌戦では3連勝を狙う。

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喜田拓也の一言目は「甘いですね」。マリノス主将が背中で見せた勝利への執念、チームメイトたちはどう応えたか?

4年ぶりの3連敗。失われたかつての勢い「甘いですね」  喜田拓也の一言目は強烈だった。試合に敗れた悔しさを噛み潰すかのように、じっくりと言葉を紡いでいく。5秒ほどの間を置いて、厳しい口調でさらに続けた。

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松原健「自分たちがどう切り替えられるか、みんなが見ている」。横浜F・マリノスはACL準優勝の悔しさバネにJリーグの戦いへ

儚く散ったアジア制覇の夢 横浜F・マリノスは5月25日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝第2戦でアル・アインに1-5と大敗し、アジア初制覇の夢は潰えた。  第1戦を2-1で制していながら、2戦合計スコア3-6という結末にショックは大きい。松原健も、試合終了直後はファン・サポーターの声援も聞こえないほど「頭が真っ白になっていた」という。

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「ACLでの悔しさはACLでしか返せない」。いよいよ決勝! 松原健が募らせるアジアの頂点への想い「僕もチームのみんなに助けられて、今ここにいる」【無料記事】

チケット購入はこちら いよいよACL決勝。松原健が語った想い 決戦の日が近づいている。横浜F・マリノスは5月11日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第1戦でホームにUAEのアル・アインを迎える。  2017年からマリノスでプレーする松原健にとっては三度目の正直でたどり着いた舞台だ。ACL初出場だった2020年大会、そして2022年大会はいずれもラウンド16で敗退。「2大会はベスト16で敗退してしまって、本当に悔しい思いをしたのが強い印象」だと語る背番号27は、「

ACL決勝進出へ…今こそマリノスファミリーの力を結集する時。蔚山現代をどう倒す? 松原健が思い出す「昨年のルヴァンカップ」

松原健が語るACL準決勝第1戦の反省点 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)準決勝第1戦が4月17日に行われ、横浜F・マリノスは0-1で韓国の蔚山現代FCに敗れた。  ボール支配率はマリノスの方が高く、シュートの数もマリノスの方が多かった。それでも蔚山現代に序盤の1点を守りきられてしまった。試合の印象としても、相手のディフェンスを崩しきれなかった印象が強い。

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「1人変わっただけで、これだけうまく回るのか…」。頼もしいDFリーダーが完全復活!“畠中効果”を実感する横浜F・マリノスの選手たち

マリノスを劇的に変えた畠中槙之輔 たった1人の選手でここまで変わるものか……と驚いた。  それまで当たり前だと思っていたことが、当たり前ではなかったのだと思い知らされる。畠中槙之輔という選手がどれだけ重要な存在だったかを、横浜F・マリノスのファン・サポーターは目の当たりにしたのではないだろうか。  4月3日に行われた明治安田J1リーグ第5節の川崎フロンターレ戦で、畠中は約7ヶ月ぶりに先発出場を果たした。右ひざ前十字靭帯と半月板の損傷から復帰して2戦目ながら、フル出場を果

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松原健がCKでチャンスを量産「イメージ通りのボールだった」。対川崎フロンターレで準備していた「狙い」とは?

フロンターレ戦で右コーナーキックを蹴ったのは… 意外な選手が、意外な形でチャンスを量産した。  横浜F・マリノスは4月3日に行われた明治安田J1リーグ第6節で川崎フロンターレと引き分けた。最終スコアは0-0だったが、ゴールを奪うチャンスがなかったわけではない。

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「6ポイント相当」の「プライドがぶつかり合う戦い」に向けて松原健と大南拓磨が意気込み。横浜F・マリノスvs川崎フロンターレは4月3日19時KO!【無料記事】

マリノスvsフロンターレは4月3日19時KO! 4月3日に開催される明治安田J1リーグ第6節で、横浜F・マリノスと川崎フロンターレが激突する。近年のJリーグをけん引してきた両クラブによる一戦は、マリノスの本拠地・日産スタジアムで19時キックオフ予定だ。  大盛り上がり必至の“BIG”な神奈川ダービーに向けて、マリノスの松原健とフロンターレの大南拓磨が対談を行い、その模様が報道陣に公開された。  今季のマリノスはリーグ戦4試合を消化して2勝2敗、一方のフロンターレは5試合