交換日記 vol.01 僕は死んだ。
注意書きと、いたしまして
この小説はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係ありません。
プロローグ
きっと自分自身と言う「物」がなかったんだ。あの時は。
未だに今、「自分自身」と言う定義を問いかけたら、わからないけれど、あの時は、もっとわからなかったんだ。
でも体は生きたくて、心は死にたかったんだ。無意味だからと。
そうすれば、咲き誇った花が土に種を残すように、何かが残ると思っていたんだ。
あの時は、、、。
でも 僕はたった今も、まだ生きている。
その意味を探し続