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2020.06.28 雨

  今日はお昼過ぎまで、生活綴方でお店番。雨のせい、いや雨のおかげで、デスクワークが進む。SNSで出会い、リアルでお会いするようになった本屋仲間が、夏に移住するということで、お礼のメッセージを近況報告を併せて送る。転職活動をし始めた昨年。同じタイミングで、本屋のイベント出店のお誘いをいただき、結果的には台風で中止になってしまったが、イベントのことを考えることが、自分がやりたいことは何かと考えるきっかけになった。そして、その感謝を伝えた。お互いエールを送りあった。

 本店の石堂書店は、今日は休業日だったが、社長(店長の石堂さんのお父さん)が店を開けるというので、名目的には臨時営業ということになった。お客さんにとっては、そんなことは意識していなくて、お店の前を通ったら、お店が空いていたので、入ったみたいな。そんな感覚何だろうか。生活の途中であるお店。石堂書店。

 雨音をききながら、本店を眺めた一日。

 「僕らはいつだって無意味で、だからこそ美しい。誰かにとっての意味ではなく、ただ僕らにとっての意味に溢れる世界を生きている。短歌は、世界の無意味を僕らの意味へと変えてくれる」

『歌集 飛び散れ、水たち』近江瞬(左右社)

以上


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