公務員試験のハードルをぐーんと下げる本 #17 科目ごとの勉強サイクル
こんにちは。宮原 航(みやはら わたる)です。
私は普段、地方公務員をしながら、kindleで本を出版しています。
2冊目の本「書き込み式勉強法で 公務員試験のハードルをぐーんと下げる本」について、内容をご紹介します。
この本は、前著でご紹介した「書き込み式勉強法」を用いて、公務員試験のハードルをぐーんと下げることを目的とした本です。
これから公務員試験の受験を考えている、高校生・大学生はもちろんのこと、公務員への転職をお考えの方や、ご家族で公務員試験を受験する方がいらっしゃいましたら、ぜひシェアしていただければと思います。
次に、科目ごとの勉強サイクルについてですが、以下のように進めていきます。
・1日目:1日目の勉強
・2日目:1日目の復習→2日目の勉強
・3日目:1日目の復習→2日目の復習→3日目の勉強
・4日目:2日目の復習→3日目の復習→4日目の勉強(以降同じ)
これには理由があります。
第2章でお伝えした「エビングハウスの忘却曲線」ですが、これを踏まえた、カナダの「ウォータールー大学の研究結果」というものがあります。以下のとおりです。
(出典)エビングハウスの忘却曲線で分かる、最適な復習のタイミング
第2章でお伝えした、エビングハウスの忘却曲線が示すとおり、記憶した内容は時間の経過と共にどんどん忘れてしまいます。
しかし、ウォータールー大学の研究によると、学習後24時間以内に、たった10分間の復習をすれば、記憶率は100%に戻るというのです!
この研究結果は、これだけでもすごい発見ですが、発見はこれだけでは終わりません。
この学習のさらに1週間後に、今度は前よりも短い5分間の復習をすると、記憶率を100%に戻すことができるというのです!
さらに、1か月後に、今度はたったの2・3分でよいので復習をすると、記憶率を100%に戻すことができるというのです!
つまり、この研究結果が示すのは、
・インプットを短期間でくり返し行うことで、記憶を定着させることができる
だけでなく、
・インプットにかける時間そのものを減らすことができる
ということを示しているのです。
そのため、この「科目ごとの勉強サイクル」で勉強すれば、必然的に記憶を定着させることができると共に、翌日・翌々日のインプットにかける時間そのものを減らすこともできます。
宮原 航
【これまでに出版した本】
●最短の時間と最小の努力で最大の成果が出せる 書き込み式勉強法
●書き込み式勉強法で 公務員試験のハードルをぐーんと下げる本
●図解でわかる kindle出版はじめての教科書
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