花島 渉

大阪生まれのクリエータです。ダフトクラフト(株)で社長やってます。ゼロイチが得意な小さなXRコンテンツ開発会社です。https://daftcraft.co.jp

花島 渉

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最近の記事

1on1 ミーティング@2023を振り返って

昨年から、全社員と社長の私とで1on1ミーティングを実施しています。 年始に私から提示した会社の1年間の目標や方向性を受けて、社員が各々考えた役割ややりたい仕事について話し合うためです。 オフィスレス&フルリモートワークの会社であるため、会議室はありません。社長が社員が住んでいる町へ出向き、一緒に美味しいものを食べ、喫茶店に移動し、1時間話すというのがミーティングの流れになっています。 現在の社員数は5名なので、2月13日から17日の5日間に集中的に実施しました。 その1週

    • 小さな会社が外国人採用に挑戦した #4 新人インタビュー編

      これまで、 #1 出逢い編 #2 コロナ禍突入編 #3 入国準備編 の3章でお届けしている、「小さな会社が外国人採用に挑戦した」シリーズ。最終回として、今回は入社したインド人メンバーと社長・花島とのインタビューをお届けします。 (花島) 今日は社長ブログとして、弊社のインド人学生採用第1号であるスチェータさんにインタビューを行いたいと思います。カジュアルに、いくつかのトピックについて話せればなと。 ではまず最初に聞いてみたいのですが、インドにいる時は、日本で働くことに

      • ひとり社長のバックオフィス改革#2

        今回のひとり社長のバックオフィス改革は「いかに家から出ることなく業務を完遂することが難しいか」という話をしようと思います。 代表印まで預けられる存在は自分以外にいないので手離れしない業務がたくさんあります。 銀行→各種支払 税務署→納税 法務局→登記簿謄本,印鑑証明 上記は私の面倒な業務TOP3です。面倒な理由はとにかく「外出を伴う」という点1択です。つまり私のバックオフィス改革のコンセプトは『家から出ることなく業務が完遂できること』であると言い換えられます。 #

        • ひとり社長のバックオフィス改革#1

          私が経営している会社は常時雇用従業員が4名という小さい開発会社です。(※2022年3月現在) 創業は2018年6月で、今年は創業から4年目の年です。 創業時から、弊社はフルリモートワーク&オフィスレス。社内フローはできる限りデジタルで、なおかつ自分ひとりで完結するように仕組みを作っています。 例えば、経理業務にはマネーフォワードを契約しているので、経費精算、請求書管理、大体のことはPCで完結しています。契約書も法改正も進み、紙ではなく電子署名に対応していただけるクライアン

          小さな会社が外国人採用に挑戦した #3 入国準備編

          先週、先々週と続けてお届けしている、「小さな会社が外国人採用に挑戦した」シリーズ。今回は入国手続きが本格化してきてからのことについて話していこうと思いますが、その前に軽く宣伝をさせてください。 ■高度外国人雇用促進促進総合サイト『Tebiki』に掲載されましたサイト内のビジョナリー経営の特集枠で、弊社の外国人採用の試みについて取材していただいた記事が掲載されていますので、ぜひリンクからPDFをダウンロードの上、御覧ください。 ◎ミライへ向けた新しい組織体制にチャレンジする

          小さな会社が外国人採用に挑戦した #3 入国準備編

          小さな会社が外国人採用に挑戦した #2 コロナ禍突入編

          ■コロナで入国できない 2020年11月にインド人学生との運命的な出会いを果たしたものの、この記事を執筆している2022年2月22日現在もまだ入国できていません。 本来であれば2021年の11月〜12月くらいには入国できるようなスケジュールを想定していましたが、この期間は世界的にみても規制緩和にはほど遠く、鎖国状態が続いてしまいました。 そのため、2021年11月からは業務委託契約を締結。契約社員としてインドからリモートワークをしてもらいながら、入国のタイミングを待つこ

          小さな会社が外国人採用に挑戦した #2 コロナ禍突入編

          小さな会社が外国人採用に挑戦した#1 出逢い編

          ダフトクラフトは常勤社員5名の小さい開発会社ですが、実は21卒と22卒のインド人学生の内定者が2名います。今回は1人目のインド人学生採用(21卒)について話していきます。 ■全研本社(株)地頭さんとの出会い まず2019年秋のCEATECに出展していた時まで遡ります。弊社展示ブースにいらっしゃった全研本社(株)地頭さんという方から「御社は外国人採用にご興味ありますか?」と質問され、「あります。」と答えたのがすべての始まりでした。 2020年の夏ごろにその地頭さんから、「

          小さな会社が外国人採用に挑戦した#1 出逢い編

          "3つのGOOD" 〜「オモロいもんを創る」ための心がまえ〜

          「オモロイもんを創ろう」とは創業時から掲げているミッションであり、モノづくりの精神性です。 ダフトクラフトはXR専門のシステム開発企業です。システム開発は産業を支えるなくてはならない仕事ですが「使えなくはないけど使いづらい」もしくは「使えるけど感動がない」、そんなものが現状多いのではないかと思います。 使える・便利なシステムであることは当たり前。さらに「わぁ、何これおもろっ!」と感動してもらえるシステムを目指すこと・システムであることを忘れるくらいの面白い体験を作ることが

          "3つのGOOD" 〜「オモロいもんを創る」ための心がまえ〜

          デジタルキャンプファイヤーを振り返る - App Labリリース編 -

          簡単に振り返るつもりが長くなってしましました。今回が3部作の最後の記事です。今回は21年新卒の社員にこのデジタルキャンプファイヤーの開発を任せてリリースするまでを振り返って行こうと思います。 自社アプリ内で創業記念日を祝う 2021年6月14日の3周年の創業記念日は、その時点までで出来上がっていたバージョンのデジタルキャンプファイヤーで行いました。 実際自分たちで使用すると沢山の課題が気になり、他社でデモで使用しても恥ずかしくない品質まで高める必要性を感じました。ではそ

          デジタルキャンプファイヤーを振り返る - App Labリリース編 -

          デジタルキャンプファイヤーを振り返る - 実装編 -

          こんにちは。 前回はデジタルキャンプファイヤーを作った弊社の事情、社会情勢などを振り返りました。 今回はコンセプトと実装内容が決まっていった課程について話していこうと思います。 ターゲットは「リモートでコミュニケーションをするチーム」に 我々は創業期からオフィスレス&フルリモートです。業務はドキュメントを丁寧に作り、チャットでフォローできれば回ります。ですが雑談は圧倒的に少ないですし、会話は要件基点、成果主義となるので、非常にドライでクールな組織とも言えます。リモート

          デジタルキャンプファイヤーを振り返る - 実装編 -

          デジタルキャンプファイヤーを振り返る - 企画編 -

          こんにちは。お久しぶりです。 今日はデジタルキャンプファイヤー誕生の背景について話していこうと思います。 コロナで案件が止まった、しかも商材がないやんデジタルキャンプファイヤーの企画の始まりは、コロナが猛威をふるい緊急事態宣言が出た2020年の春頃に遡ります。 弊社は収益の大部分は受託開発費でした。中でも多かったのは、リアルの世界にバーチャルの世界を重ねるAR系の案件で、店舗やイベント会場に直接集まったユーザーを対象にしたプロダクトでした。しかし、コロナでイベント系のXR

          デジタルキャンプファイヤーを振り返る - 企画編 -

          富士登頂失敗を振り返る

          ■富士山は特別な山富士山は僕にとって特別な山です。初登頂は、勤めていた会社が倒産し、交際相手にも振られ公私で大ダメージを食らっていた2009年のこと。何か流れを変えたくて毎年富士山に登っている親友に連絡して一緒に登ってもらいました。そこから富士登山の魅力に嵌り3年連続登頂し、0合目からロードバイクで5合目までヒルクライムをしたこともある、様々な思い入れがある山です。 ■10年目の再登頂へ最後に登頂した2011年、一緒に登ったのは下界ではアクティブな10歳上の先輩でした。そん

          富士登頂失敗を振り返る

          唐突に海鮮丼の話

          今日は海鮮丼の話でもしようかと。 2021年のこどもの日。娘の為に手巻き寿司パーティーをすることになった。 近所のスーパーへ行き… ・寿司ネタ10種のパック(4人前) ・サーモン短冊 ・いくら ・ホッキ貝サラダ ・だし巻き卵 さらに出た後に、普段寿司屋では注文しない豚カツ巻を作りたくなって 新宿さぼてんでロースカツをテイクアウト。 私も妻もついつい買い込みすぎる癖があり、大酒飲みの大食漢は私だけで、その他2名の女性は食が非常に細いのにこの量である。 当然、大量に余ら

          唐突に海鮮丼の話

          新入社員を迎えました。

          1年ぶりくらいの更新になります…。 我々のような規模の会社がインターネット空間で息していないと「死」を意味するので避けなきゃいけないのですが、なかなかタイピング指がまったく動かず…、今に至ります。 そんな沈黙期間を破る報告としては、2021年4月1日新しい社員を2名迎えました!!しかも97年生まれの新社会人!!エイプリルフールではなく事実ですよ! 入社式を兼ねて、メンバー全員で浅草の鷲神社に行きました。本当は祈祷していただきたかったのですが、社務所の都合で行えず参拝だけ

          新入社員を迎えました。

          フルリモート インターンを募集します。

          ◻なぜするのか? 不安定で先の見えない環境への適応が求められています。 コロナ禍で、世界に比べて日本の対応スピードの遅さが露見されたように感じました。文句を言うのは非常に簡単です。 では、日本国の一員として、会社として何ができるのか? xR専門の開発会社として、僕たちが社会に還元していけるものは何か? 社内で日々議論を重ねています。 弊社では、xRの未来を創るのも、それを使うのも「ヒト」だというスタンスを大事にしています。 「こんな状況だからこそ、xRの未来を一緒に

          フルリモート インターンを募集します。

          #3-2 コロナ渦後の働くカタチ

          2020年春、コロナ渦で同一拠点に集まれなくなり、リモートワークを余儀なくされた組織は、物理的に分断されました。 毎日同じ時間にオフィスに集うことが標準となっていた日本の大多数の方々が、大きく転換を迫られている状況だと思います。 収束後、またオフィスに集結するのか? そのままオフィスを棄てるのか? それぞれ組織が考えていくことになりますが、コロナ前から、フルリモートで創業した弊社の事例を共有をしつつ、一度、僕自身の考えを整理していこうと思います。 今回のテーマは、以下

          #3-2 コロナ渦後の働くカタチ