地獄へと続く道は善意で舗装されている
これは、ヨーロッパで1,000年くらい前に生まれたことわざだ。
人は、誰も望んで地獄のような状況に辿り着いてしまうのではない。それぞれが、目の前のことに良かれと思って誠実に取り組んだ結果が積み重なって、地獄へと至るのだ。
おおよそこんな意味だと理解している。
そして、それは真理だと思う。人の善意ほど危険で恐ろしいものはない。
戦争を含めた、世の中の大抵の「ひどい出来事」は、多くの人が良かれと思って行動した結果だ。
ドラマ「リーガル・ハイ」の主人公、古御門研介もこう言っ