2021年度を振り返る④
探究ってなんだ???
その理由は、学校の特色にあった。
総合的な学習の時間。担任としてその教科を知っていて当然と思うかもしれない。しかし、私が所属している学校はキリスト教の学校。何の疑問を持つこともなく、15年間、「総合的な学習の時間」の意図すら知らず、担任として生きてしまったのだ。
補足:宗教教育によって、総合的な学習の時間を通して学ぶべき意図は学習指導要領に沿って網羅されているが、総合的な学習の時間をどう他の高校が行っているのかという興味や関心がなかった。
無知・・・。
総合的な学習の時間の目標の趣旨に「横断的・総合的な学習や探究的な学習を通すこと。」と書いてあった。2021年、初めて探究的な学習における生徒の学習の姿の図を見た。
あまりに無知・・・。
2022年度から総合的な探究の時間と名称は変わるが、以前から探究という取り組みはされていたのだな・・・。
立ち止まっている暇はなかった。自分の無知を恥じる隙も与えてはくれなかった。
新しいペルソナを作るため、学習指導要領からもう一度読み直した。3月のプレゼンが迫る。時間がない。
探究の重要性。まずは私が理解しなければ。
今までとは全く違ったネットワーク構築のため、シナプスは絶えず電気信号を流す。
「探究」というワードが私の脳内で「頭痛」を日々生み出していた。
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