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話しが上手くなるコツ①
仕事がら出逢う方に「ふなっしーさんてお話上手ですね!」って言われる。
「そりゃそうだ。それで飯食ってんだから。」って心で思うが、
育メンのナイスガイなので言わない。
しかし、せっかく褒めてくださっているので満面の笑みで
「ありがとうございます。よく言われます。でも明日のほうがもっと上手くなってます。なのでまた来てください。」
と答えるようにしている。
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みんな勘違いしてる。
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近頃は話し方で悩んでる人に相談をされる事がある。
そういう方にいつも質問していることがある。
「○○さんのイメージする上手い話し方って何ですか?」
この問いをすると多い回答がある。
「面白い話ができて分かりやすい事ですかね?」
「イメージは有吉さんとかマツコ・デラックスとか」
あぁ~!確かに分かりやすくて面白い話し方をしている。
間違っていない。
でも勘違いしている。
有吉さんやマツコ・デラックスさんは話すのが上手いじゃない。
受信力が高いんだ。
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『内なる言葉』と『外側の言葉』
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人は生物で唯一、複雑な言葉を使える生き物である。
そして言葉を使わなで物事を考えられない脳の構造になっている。
これを読んでる読者の方々にお願いがある。
今から1分間、言葉を使わないで、悩んで欲しい。
できただろうか?
出来る訳ない。というか不可能。
言葉とは話す時だけに使っているものではない。
人の言葉には『内なる言葉』と『外側の言葉』が存在する。
『内なる言葉』→ 頭の中に思い浮かぶ言葉。
『外側の言葉』→ 相手に話す言葉。
人が話をする場合『内なる言葉』が『外側の言葉』になり相手に伝達されるのである。
どれだけ『外側の言葉』だけを磨いても『内なる言葉』が磨かれてなければ相手に上手く伝わらない。
もしくは伝わった気になってしまう。
順番を間違えてはいけない。
『内なる言葉』を磨かなければ話し上手にはなれない。
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有吉・マツコの凄いところ
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有吉さんやマツコさんはこの受信力が非常に高い。
有吉さんはあだ名を瞬時につけるネタと毒舌で人気者になった。
売れていない時に自宅でテレビをずっと観ていたそうだ。
その時の出演者の話や行動などを深く観察し記憶していた。
マツコさんは飲み屋の仕事をしている時から観察眼やお客さんの話を聞く力が高かったそうだ。
今はテレビ番組で自分の話はあまりしないで、相手の話した内容から会話を広げている。
どちらも受信力を高めるトレーニングをして話し上手になっている。
ここで、そのトレーニング方法をご紹介する。
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3つの受信力トレーニング方法
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①相手の話をしっかりと聴く。
相手の話に 割り込まない、横取りしない、アドバイスや意見を言わない。
②細部を観察する。
対象が人であるならば
話す速さやテンポ。声の高さや表情の変化などを見る。
違和感を感じたら、そこを憶えておく。
③感じた事を誰かに話す。
得られた情報を元に自分の感じた事や疑問などを踏まえて誰かに話す。
話が上手い人はこれだけを繰り返しやっている。
話が上手くなりたければ『内なる言葉』を磨く事以外ない。
それが話し上手になる第一歩だ。