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まるで「絵のように」イメージできる文章には、ある特徴があるんです


いきなりですが、

こんなこと聞いたとありません?


文章は、

「相手にイメージ」させるように。


ようするに、

読んだことがイメージできる。


そんなふうに文章を書け、ということです。


口で伝えるのとは違って、

読んで理解してもらうのが、文章。


話すときは、まぁ、

なんとかなることが起きるんですよ。


あの、その….

バァー、とか、えっと、

こっちいって、

ガーンってなったんだよ!


(両手をブンブン、身振り、手振り)


気合いで伝わることも

ありますよね。


文章じゃ、そうもいかない。


文字でバァー!とか

ガーン!とかいっても、

気合いが伝わらんわけです。


何言ってんだ、お前さんは。

そう言われて、

ハイ、終了です。


イメージです。

読者にイメージしてもらわねば。


書いた内容を

いかに読者の脳内につくるのか。


今日はそんなテーマ。


どうやって、

僕らは文章をイメージするのでしょうか?


そこがわかれば

頭のなかにイメージを描く


ヒントになるのです。



⭕️ イメージは、単語の順番でつくられていく


よく文章は「結論から書け」って

言われます。


聞いたことありませんか?


その理由が、ココです。

文章は「最初に見た単語」

引っ張られます。


例えば、「料理」と書けば、

「料理」を想像します。


当たり前ですが。


「料理」と聞くと


あ、料理の情報がくるな、と考える。


料理の情報をキャッチしようと、

頭が準備をするんです。


そこから続く情報は、

「料理」を補強するための情報になる。


「料理」という単語に

あとから続く情報が、肉付けされるイメージ。


つまりは、

伝えたい情報は、先に書け、

ということになります。


わかりやすい文章って

伝えたいことが「ババーン!」と書かれて、

それに紐づく理由が書かれていることが多い。


「結論」→「理由」の順。


よくみる構図ですが、

わかりやすいゆえに、この構図なんですね。



⭕️ 順番を替えるだけで、表現も操作できちゃう


文章は、先に書いた単語に引っ張られる。


つまり、同じ言い回しでも

イメージがちょこっと変わってしまうのです。


例えば、

めちゃくちゃ優しい、僕の友達

と書けば「優しさ」が強調されますし、

僕の友達、めちゃくちゃ優しい

と書けば「友達」が強調されます。


どうしてこのようなことが

起きるのか?


僕らって、

文章を「前」から「後ろ」に向かって

読みますよね。


つまり、前から情報をひろって

組み立てていってるんです。


よく、わかりにくい文章の特徴に

「一貫性がない」というものがあります。


ようするに、脱線しまくる、てことやつですねぇ。


あっち行っては、

こっちに行く。


するとどうなるかというと、

情報が組み立てられないんですよ。


イメージするなら、

「アニメ」のはなしをしていたら


急に「寿司」のはなしをするようもんです。


友達が、

そんな切り出し方したらどうです?


なんで急にそのはなし?ってなって

普通にパニくります。


なので僕らがキモに銘じること。


それは

「読者は、順番に情報を理解している」ということ。


当たり前かもしれませんが、

忘れがち。


そして伝えたいことは

「最初に書け」ということです。


最初に伝えた情報が、ベースになる。


僕らの文章は、そうやって読まれていくんです。


ここまで読んでくれてありがとうございます!
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