「独特な文章」を書く人が押さえているツボ
どうも、わたろうです。
文章には「お題」がありますが、
どのような切り口で書くかが、ライターの腕の見せどころ。
同じ内容でも、
まったく違ったものに見えてしまうことだってザラです。
独特な「オンリーワンな文章」を
書いてみたいと思うのは
誰もが考えたことがあるのではないでしょうか?
んで、よく見るのが
「切り口を変えて書いてみよう!」とか
「既視感のない文章を書こう!」というのを
目にしますが、
まぁ、簡単にできたら
苦労しませんよ、てやつ。
私だってそうです。
そもそも切り口を変えるって
どうやんだよ、って感じですが、
今日はそのヒントになれば。
切り口の変え方とは、
一種の根性論
かもしれませんよ、ってはなし。
「根性論とか信用できない」だって?
まぁ、聞いてくださいよ。
⭕️ 文章の切り口ってそもそもなんぞや?
切り口とは
ざっくり言うと
ものの見方です
映画やドラマを見て
感動するポイントが人によって違うのと同じで、
見ているポイントが違うわけです。
「こいつ!独特な文章書くなー!」て人を
想像して欲しいのですが、
目の付けどころが
違うと思うんですよ。
子供のころの作文は
みんなが「楽しかった」ことを書くのに対し、
「がっかりしたこと」を書く子もいます。
クラスメイトの中で
「おぉ?
他の子と違うことを書いているな?」と
思わせる子供の作文って
見たことありませんか?
アレは目の付けどころが違うからであります。
文章はモロにそれがでます。
既視感のある文章とは
いわゆる、
みんながよく目をつけているところです。
りんごといえば「赤い」表面に視点がいきますし、
ウルトラマンといえば「スペシウム光線」かもしれません。
誰もりんごと聞いて
「バラ科リンゴ属」なんて答えないでしょう。
マニアックすぎます。
ちょっと変えてみる。
目の付け所を変えてみると、
書けることもまた変わってくるのです。
⭕️ 切り口を変えるための必須条件
ここでさらに
独特な文章にするスパイスがあります。
それが
自論です。
オレの考え、わたしの考え、あなたの考え、、、て
やつですね。
みなさんご承知のとおり、
この世の意見に正解というのはないわけで
自分の切り口が
正解かどうかなんてわからないものです。
目の付けどころが違うから
切り口が変わるのも確かにですが、
それがあっているかもわかりません。
(私のこの文章だって
バリバリ自論ですからねーー)
必要なのは見つけた切り口に対して
理由をつけることです。
「なぜ」って問うこと。
当たり前のように聞こえるかもしれませんが、
めちゃ大事。
意見には理由がセットです。
「とんこつラーメンが大好き!」という自論には
なにかしら理由があるはずです。
しかし「なんで?」って聞くと
答えに詰まってしまうのが人間です。
「うるせぇ!とんこつラーメンが好きなんだよ!」というのは
理由になりませんね。
これだけ「理由が大切」と
言われているのにも関わらず、
どうして
ハッキリと理由が書けないのか?
そう、
理由を探すって
めんどくさい作業なんですよ。
自問自答して、
なぜ? なぜ? なぜ?
why? why? why?
の先に理由が掘り起こされます。
自論 + あなたの理由
がセットになるからこそ、
その人ならではの切り口
に変化するのです。
⭕️ 自論を書くことをためらうワケ
自分の主張を発信することがムズかしい理由が
不安がよぎるからです。
自分の主張が間違っていたら
政治家のように叩かれてしまうことを
想像してしまう人はいるのではないでしょうか?
そう、私です🤭
「おめぇ!違うじゃねぇか!」と
石を投げられる怖さがあるから
自論展開に恐怖するのです。
ですが、なんども言うように
絶対的正解は存在しないのです。
だから文章には勇気がいります。
誰かの「正義」は
誰かの「悪」でありますし、
「ネガティブ」も裏を返せば
「ポジティブ」にもなります。
逆もまた然りです。
どんな側面にも
良いように捉える人もいれば
悪いように捉える人もいるわけです。
んなもんで、自論は展開しても
おおいに結構なんです。
あなたの「目の付けどころ」と
なぜそう思ったのかの「理由」が
バシッと書かれることによって
切り口の違った独特な文章に
変化していくのですから。
ここまで読んでくれてありがとうございます!
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