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なぜ「共感」を入れると、文章を読み進めてもらえるのか

どうも、わたろうです。

さて、

文章には
さまざまな要素が大事って
いわれますよね。

あなたは
文章には「これだ!」といわれれば

なにをあげますか?

・表現?
・単語?
・言い回し?
・ストーリー?
・問題定義?

エクセレント、エクセレント!

すべて、欠かすことのできない
要素であります。

今日は
文章で”いつも”大切だと言われている

「共感」

について触れていきます。

よく、文章では
共感が大事だ、って言われます。

「わかる、わかるぞー」っと
読者によりそっていくこと。

この、思いやり。

さてさて、
素朴な疑問ですが、

どうして「共感」が必要なのでしょうか?


文章とは
伝われば、「それでヨシ」かもしれません。

事実をビシッと示してあげるほうが
早いかもしれません。


ですが
文章を通じて、相手の人生を変えるのであれば、

共感」は
絶対不可欠な要素となってきます。

こんかいは
影の立役者、「共感」の

地味だけど、知られざるエネルギーについて
解説してみましょう。



⭕️ 私の文章は「聞いてもらえない」という前提


まずは大切な、
だいじな、だーいじな、前提があります。

人は

見ず知らずの人の文章を

信じちゃいない、てことです。


私たちは
なにかしらの目的をもって
文章を書きます。

✅ 行動をうながしたり、
✅ 自分の想いを知ってもらったり、
✅ 記事を拡散してもらったり、
✅ スキを押してもらったり、

なんらかの目的を達成のため、

文字を通して
相手に訴えかけるのです。

しかし、
伝えたからといって、実行してもらえるほど

単純なものではありません。

リアルな日常で
想像してみてください。

「はじめまして!」と会った人から
「やってください」と言われたところで

「なぜ、貴様に言われなければならない?」

と反感を買ってしまう。

よほどな有名人でない限り
たいていは「NO」と一蹴されてしまうでしょう。


信頼関係ゼロの段階で
人にモノを頼むことは、

簡単ではない。

お願いするには、
相応のステップを踏んでく必要があります。



⭕️ 共感は「お願い」を聞いてもらう「理由」になる


ここで
お願いを聞いてもらうために必要なステップが

共感

になってくる。

なぜなら、
共感は読者が読み進めるための

「理由」になるからです。


よく見る共感の文面として

✅「あなただけではありません」
✅「つらいですよね…」

と、寄り添う文言が使われますが、

このように、
読者の心に寄り添うことで
読まれる確率はグッと上がります。

たとえば、

書き手が読者の「苦しみ」を理解すれば、

書き手は読者にとって、
よき理解者となる。

さっきまで
見ず知らずの初対面だったはずが、

「同じ苦労を経験した戦友」に変わる。

「あぁ、この人も
 私と同じ苦労をしてきたのだ」

そんな
人生の先輩からのアドバイスだからこそ、

読者は耳を傾ける。

「共感」が発端となって、
「同じ経験をした人の文章」を

読み進めることになる。



⭕️ 共感によって、信頼が「ゼロ」じゃなくなる


こうして、

文章を読むまでは
まったくの初対面だったお互いが、

共感することで他人でなくなる。

同じ境遇を経験したものでしか
通じ合えない

信頼関係が作り上げられる。


よく文章では
読み手を考えて書いてみよう、といわれるが

その理由が「信頼」である。


読者の感じる、

「痛み」や
「悩み」や
「問題」や

心のうちに秘めるものを
言語化することによって

「めっちゃ、わかるー。」と
仲間をつくり、

読み進めてもらえる。
共感も、その1つの材料。


まずは相手を想像し、
思いやるところからライティングはスタートです。



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