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小説のように自分だけの「世界観」を創りあげるコツ

どうも、わたろうです。

今更ながら、
「年末どう過ごしたか」について話したいと思います。

なんだ、いきなりと思った方。

まぁ、
聞いてください。


私、本を読むのが好きなのですが
小説なんかも読むわけです。


んで、

本棚の奥にブチ込んであった
懐かしい小説を手に取ってですね。

そしたら、まぁ、

めちゃくちゃ
おもろかったわけですよ。


気がついたら
時間はあっという間に過ぎるし、

世界観に
没頭する、てヤツですかね。

周りが見えなくなるくらい
没頭した時間を、

久々に堪能したわけです。


小説を読んだ人なら
この感覚、経験したことがあるのでは
ないでしょうか?


そこで、
ふと思ったわけです。


え?
なんで文字だけで
小説の世界に没頭してしまうわけ?


単純に、気になりません?

そりゃ、

感情移入が〜、、、とか
想像力が〜、、、とか


言ってしまえば、それまでですが…

どうしてその現象が起きるのかが
気になるのです。

てか、

この技術、
文章に応用できたら
めちゃくちゃうれしくないですか?

だって

あなたの書いた文章が
勝手に世界観をつくりあげて、

その世界観に、
読者が没頭してくれるんですよ?

まったく損ないじゃないですか!


ふと、思ったんです。

どうして「文字」だけで
「世界観」ができて
「没頭」してしまうのか?


めちゃくちゃ分析した
私の仮説を、どうぞ聞いてください…。



⭕️ 世界観をつくりあげている根源は?


小説とは
不思議なもんです。

どうして文字だけなのに、
あっという間に引っ込まれていくのか。

文字だけなのに、ですよ?


逆をいえば、

世界観をつくりあげている
材料さえわかってしまえば、

使い放題。

文章に応用できちまうぜ、ってはなしよ。


ではさっそくですが、

「世界観」をつくりあげている
要素についてはなしましょう。


それは
「キャラクター」です。

いわゆる「登場人物」


え?
「世界観」のはなしだよね?


どうして「キャラ」?

とも思うかもしれませんが、
私たちが心を動かされる原因。

それが
キャラクターです。



⭕️ 世界観は「説明」されても、わからない


よく世界観をつくりあげるには

その世界観を「説明」することと
考えられますね。

・ここは異世界で〜
・ここは北極の大地で〜
・ひとりぼっちの無人島で〜

みたいな。

あくまで
文章においてではなします。

世界観を説明されても
わかりにくいのです。


映画ならいいですよ?

なぜなら

開始30秒くらいで、
ジャーン!と世界が目に移りますから。
(ジブリみたいに)

あれなら説明不要ですよね。

・・が、
文章は理解せねばなりません。

しかも
恐ろしいことに

人の想像には
バラつきがあるということ。


これでは
書き手が想像する世界を
ピッタリと伝えることは、なかなかに難しいのです。



⭕️ 「キャラ」がやってることは、勝手に伝わる


人によって
想像の振れ幅がある。

そこで、
キャラクターの出番です。


みなさんが
文章を読んでいて

一番想像力が膨らむシーンって
どんなシーンですか?


小説読んでいて
気づいたのですが、

私なりには
「会話のシーン」なんですよね。

とくに
話しながら、何かをするシーン。

いわゆる
人間にアクションさせる」こと。


よりキャラクターの置かれた立場や
その場所の空気が
文字をつうじて伝わってくるのです。


周りの状況を
文字で説明しても、いいんですよ?

「ビュオォォーー」と
吹雪が横殴りで
吹き付けている。

と書いてもいいですが、

もしこれ、
キャラクターが

「う...うう…
 さ、寒いぃ〜、もう帰りてぇよぉぉ〜」
    ガタガタ、ガタガタ….

と書いても
そこそこ伝わると思います。

なぜこのようなことが
起きるのかというと、

人間の「セリフ」と「動作」は
イメージしやすいから。


動作って、
我々が日常から行なっているものです。

「手を振る」とか
「バットを振る」とかは

ゆえに

想像しやすいし、
めちゃくちゃ大きなズレが起きにくい
動作でもあります。



⭕️ 説明に「絶対正解」はない


シーンを説明するとなると、
「そのもの」を説明しがちです。

たとえるなら、

「雪山」を説明するなら
「雪山そのもの」を説明しますし、

「常夏」を説明するなら
「常夏そのもの」を説明しがちです。


それが間違いではありません。

同時に

それが絶対の正解でもありません。


説明のゴールとは?
それは「相手に伝わる」ことです。

それが
説明するものを
「直接説明」しなくても

「キャラクター」を使って
間接的に伝える。

さっきの例でいうなら

「キャラクターをガタガタ震えさせて
 『寒さ』をつたえる」感じです。


自由な発想で伝えることができるのも
文章のおもしろいところ。

そして
この発想の幅が、ヒトによって違うのが

小説のおもしろいところ。

・・・なーんて思った

年末わたろうの
過ごしかたでした😇

みなさんも、
発想力を爆発させて、これからも書いていきましょう。


爆発だ!爆発だ!


ここまで読んでくれてありがとうございます!
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