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目を引く文章を生みだすには、「理想」を書くだけでは足りない

どうも、わたろうです。

文章には、
人生を変える力がある。

世にある「成功法則」や、
人生を変える「習慣」まで。

そして私たちが伝える言葉にも、

当然、メリットがある。


「こんなことをすれば
 もっとよくなりますよ!」

「成功するには
 こんなことが役に立ちますよ!」

プラスの情報を
届けることにより、

読者の「読みたい」を
掻きたてる。


せっかく、
せーかく、文章を書くんですから!

もちろん

読んでもらいたい!


ゆえに、
あれこれ試行して
読者にとっての「いいこと」を

詰め込むわけです。


ところが、驚くことに、

「キレイなメリット」だけでは
目を引くことは、むずかしい。


おちいるパターンとしては

タイトルを目にされても
「ふーん」でスルーされるか、

記事をひらいてもらっても
2、3行読まれても
すぐ「戻る」をポチられる
の、

どちらかになってしまう。


いいことが書いてあるにも
かかわらず、です。

これは、もったいない。

もっと
読者に読んでほしい。

でも
どこから書いたらいいのか、わからん。


そんな共にたたかう
ライターたちに捧げる。


「目を引く要素」がなんなのか、
ここに記します。



⭕️ 読者が思わず「反応してしまう」モノ


あるだけで
ギョ、と目を引かれてしまうもの。

さっそく言ってしまうと、
それは「痛み」です。

つまり、
文章には「痛み」が必要です。

残酷かな、

人間はネガティブなものに目が引かれる。

悪い部分を指摘しまくるのは
気が引けますが、

負の情報のほうが
目に入ってしまうんですよねー。

これは本能なんで
しかたなし。


ダイエットひとつとっても

「モテる体になりますよ!」

よりも

「いつまで
 軽蔑されるボディでいるんですか!」

と言われたほうが強力です。

「このヤロウ」と思いつつも
先を読み進めてしまいます。

もちろん

文章には
理想の未来を見せるのは
大切ですが、

理想を見せるのは、その後です。

そう、

目を引くには
読者が感じる「痛み」を言語化してあげる必要が
あるわけです。



⭕️ 理想だけで、人間は「変わろうとしない」


人間は誰だって
変わりたいし、変化したい。

より、キラキラした自分になりたい。

だが、悲しきかな。

人間は
「変化そのものを嫌う」

「億万長者の成功法則を
 今日から実践するんだ!」

と意気込んでも
翌日には忘れ去っているように、

いつも通りの日常に
"強烈"に戻ろうとする。

そんな読者を

日常から脱却させるには
私たちのライティング力を
アップさせるだけでは足りない。

もっと読者を知る必要がある。

知るべき部分。

それが、
読者の抱える


痛み

痛み

痛みです。


グサグサ、グサァ、と
心をえぐる痛みから逃れたいがゆえに

人は行動にうつす。

読者を引きつける文章を書くには
理想を掲げるだけでは足りない。

その前にやること、

それは
読者の「痛みを理解する」

痛みを理解する者として、
「書いてあげる」こと。

この
「痛み」に読者は引きつけられます。


だからといって

「ヤバイですよ」と言いまくると
反感を買ってしまうのでバランスが必要です。

ここら辺は
反感をかわないように
気をつけねばなりません。

そりゃ、そうですよね。

私だって他人から
「え、お前やばくね?」と、ずーっと言われ続けたら、

そりゃ
ビンタしますね😇


ここまで読んでくれてありがとうございます!
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