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「内容が薄い」ときに、起きている「あるある」

どうも、わたろうです。

みなさんって
文章、読み返しますか?

私は読み返します。

完成したものを
頭から、お尻まで。

誤字脱字はもちろんですが、
内容のよい、わるいも、このとき見ます。

んで、

たまーに、
思うことがあるんですけど、


それが、

内容、薄っ。


ペラッペラやん、って
思うことが多々あります。

うむむ…
書いてあることは
正しいんだけど。

いわゆる、

「言いたいことは、わかる」って文章。

なんか「納得に欠ける」って
自分で読んでて思うんですよね。

こりゃ、アカンと思い

「記事一覧」から
「削除」をポチったこともあります。


私のほかにも
同じ経験をしたことがある同士がいたら
聞いて欲しいのですが、

内容が薄くなっているときは

私は「あるパターン」に陥っています。


もしあなたにも
私とおなじような「黄色信号」がでていたら、

今回の「あるある」を
見直してみると解決できるやもしれません。



⭕️ そもそも「なぜ内容が薄く」感じてしまうのか


・・・はい、

見出しにも書かせてもらったのですが、

そもそも、
どうして「内容が薄い」と感じてしまうのでしょうか?


あなたにも
文章や本を読んでいて、

いわゆる「感銘」を受ける。

いやー!
読んでよかった!という開放感を

味わうときって
ないでしょうか。

そこまで
大袈裟でもなくていいですが

「なるほど!」と思える
文章はあるのではないでしょうか。


そうじゃない文章を書いたときに
自分の文章は
「内容が薄い」と感じます。

んで、

この内容が薄いときは

たいてい、話が飛んでます。

ぶっ飛びまくってます。

よく
「内容の濃さ」=「文字の多さ」と

勘違いしてしまいますが、

話が飛ばないように
丁寧に書いていくと、

その分

情報は多くなり、
文字数も増えていくのです。

これは自然なことです。



⭕️ 話が飛ぶことで「薄い」と感じるワケ


では話が飛ぶと
どうして「薄い」と感じるのか。

それは

納得が生まれにくいからです。


あなたが本や、文章を読んで、

「いやー、いい内容だった!」とか
「明日から頑張ろう!」と

思えるときって、
どうでしょうか。

少なからず、
内容に納得していませんでしょうか。

話が飛ぶと、
この逆のことが起きる。

つまり

「言いたいことはわかるけど」って
感情です。


たとえばですが、

みなさん、「桃太郎」わかりますか?

そう、あの桃太郎です。

鬼、退治するやつ。

あれって
「ひとことで言うなら」どんなストーリーだと
思いますか?

人によって違うと思いますが、

私は「勧善懲悪」だと思ってます。

悪い者は、痛い目をみる。

これが
人によっては、

「力を合わせて鬼を倒す」かもしれませんし、
「困難に立ち向かう」かもしれません。

これが物語の説明が
めちゃくちゃ飛躍したら、どうでしょうか?

1 桃太郎が生まれる
2 動物が仲間になる
3 鬼を退治する
4 めでたし、めでたし

これでも伝わらんこともないですが、
疑問はたくさん浮かぶと思います。

おじいさんと、おばあさんの
愛情も表現されてなければ、

サル、イヌ、キジとの出会いも書かれていません。

これでは
情報を伝えられているだけです。

そうなると
読者はどうなるか。

「うん、いっていることはわかる」けど
「納得するかは、別」になってしまうのです。



⭕️ 人は背景があって納得する


話の内容がペラッペラに
ならないためには
人の納得が必要。

そして人は、

人のもつ「背景」に納得するのです。


たとえば「面接」をイメージしてほしいのですが
(私はニガテです)

「長所」や「頑張ったこと」を
聞かれると思うんです。

ハイ!
めっちゃ頑張りました!と

熱意で押してもいいですが、
納得はないと思います。

納得できない文章は
それと似ています。

「頑張りました!」というには
「その理由」が必要なのです。

✅ 部活なのか
✅ 血反吐をはくほどトレーニングをしたのか
✅ 涙をながす苦難を乗りこえたのか

背景を知るからこそ、
「なるほど」となっとくするのです。


文章とは、
どうしても情報を「並べるだけ」に
なりがちです。

・これイイヨ!
・これもイイヨ!
・これもイイヨ!
・これもイイヨ!

みたいな感じに。
それも悪くありません。

ですが、

読者に納得してもらうには
理由が必要。

つまり、背景です。

私たちが主張する背景。

これをバシッと書き記すことで、
「薄い内容」から脱却できる。

そして、

読者の「なるほど」を
勝ち取ることができるのです。


ここまで読んでくれてありがとうございます!
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