【アニメ感想】名探偵コナン 第1149話「探偵団と二人の引率者(後編)」
2025年1月11日放送。
若狭先生と沖矢昴が対面する原作回、注目の後編!
登場キャラは、江戸川コナン、吉田歩美、小嶋元太、円谷光彦、仮面ヤイバー、横溝参悟、灰原哀、沖矢昴、若狭留美、赤井務武。
■今週のお話
【ゲストキャラクター】
免田朔良(めんだ さくら)……25歳。海の家店員
茅木舞香(かやき まいか)……24歳。海の家店員
郡山貴起(こおりやま たかき)……28歳。海の家店員
玲輔(れいすけ)……舞香の弟
碓井克徳(うすい かつのり)……40歳。海の家店長
九十九(つくも)……参悟の部下
■今週の感想
今週も作画良かった!
特に若狭先生が灰原に探りを入れるシーン、寒色系に反転する演出も併さって、映画みたいな緊張感だった!
平野文さんの演技も前編に続いて半端ない……!
コナンがタオルケットで服を作る工程が、漫画のコマっぽくなってて可愛い! 穴を2つ作って広げてみせる時のコナンくん、ドヤ可愛い~~~w
全部のグレープフルーツジュースのストローに薬を詰めるの、結構大変な作業だなー。しかも犯行後に全部捨てなきゃいけないし。
本誌で読んだ時から思ってたけど、舞香と朔良がまだ若いのに修羅の道すぎて同情してしまう……!
2人とも、しっかり更生してやり直して欲しい……。
ED曲が入るタイミングはそこなのか!
務武が出ることが声の出演で分かっちゃうけど、しょうがないか!
山ちゃんボイスはやっぱり「別格」って感じで痺れる!
■原作からの主な変更点
・シーンの主な追加・変更
・タオルケットで服を作る工程シーンが、漫画のコマのように演出された。
・沖矢が最初にジークンドーで制圧する相手が、原作ではモブだったが、アニメでは郡山貴起に変更された。
・セリフの主な追加・変更
・連行される直前、舞香が朔良に「ありがと」と呟くシーンが追加された。
・ラストシーンに、光彦「心配したんですよー!」若狭「みんな、心配してくれて、ありがと!」のセリフが追加された。
■今週のゲスト声優について
ゲスト声優は、半グレリーダー:木内太郎さん、半グレ:高橋大輔さん。
■スタッフ・キャスト
【構成/絵コンテ】本多康之
【演出】向山鶴美
【作画監督】髙橋恒星/徳倉栄一
【声の出演】
江戸川コナン:高山みなみ
吉田歩美:岩居由希子
小嶋元太:高木渉
円谷光彦:大谷育江
灰原哀:林原めぐみ
沖矢昴:置鮎龍太郎
若狭留美:平野文
赤井務武:山寺宏一
横溝参悟:大塚明夫
九十九刑事:真仲恵吾
免田朔良:浅川悠
郡山貴起:三浦祥朗
半グレリーダー:木内太郎
半グレ:高橋大輔
茅木舞香:沖佳苗
【サブキャラクターデザイン】吉見京子
【デザインワークス】小川浩
■【今週のおすすめ】『殺人者と恐喝者』ジョン・ディクスン・カー
今回はグレープフルーツジュースがトリックの要になったので、「グレープフルーツが登場するミステリー」である、ジョン・ディクスン・カーが1941年に発表した『殺人者と恐喝者』(原題:Seeing is Believing)をご紹介!
ヘンリ・メルヴェール卿が探偵役を務めるシリーズの長編です。
弁護士の夫アーサーが、愛人を殺して死体を始末したと勘付いたヴィッキー。しかもアーサーは、その件で叔父のヒューバートに強請られているらしかった。
夫への疑念を胸に抱えたままのヴィッキー。ある夜、精神科医リッチが催眠術の余興を披露することになった。術にかかり、リッチの言う通りに動くヴィッキーは、アーサーの胸にゴムの短剣を突き刺した!……はずだったが、ゴムの短剣は客が見守る中で本物とすり替えられており、アーサーは本当に死んでしまった!
……というお話。トリックのキモは「どうやって短剣を本物にすり替えたか」。一見すると不可能犯罪。
カーの長編は冗長なものが多い印象ですが、本作品はとっても読みやすいので海外古典ミステリ初心者にもオススメです。