
【アニメ感想】名探偵コナン 第1154話「屋久島の山姫(後編)」
愛がなければ始まらない。恋に友情、事件でさえも!
屋久島で終わらぬ悲劇。探偵を笑う、山姫の謎!
たった一つの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。
その名は、名探偵コナン!
2025年2月22日放送。
大和屋暁さん脚本による、前後編の後編!
登場キャラは、江戸川コナン、毛利蘭、毛利小五郎。
■今週のお話
【ゲストキャラクター】
日高良美(ひだか よしみ)……27歳。屋久島の森防衛隊代表
日高大成(ひだか たいせい)……52歳。漁師
北別府綾也(きたべっぷ りょうや)……29歳。山岳ガイド
塚田太郎(つかだ たろう)……25歳。良美の元婚約者
國生香澄(こくしょう かすみ)……27歳。良美の親友
山元裕二(やまもと ゆうじ)……27歳。スーパーのアルバイト
漁師の日高大成から、娘でNGO法人『屋久島の森防衛隊』代表の日高良美が殺害された事件の犯人を見つけてほしいと依頼を受けて、鹿児島県の屋久島を訪れたコナン、蘭、小五郎。容疑者は、第一発見者でありガイドの北別府綾也、元婚約者の蟹江太郎、親友の國生香澄、そして良美に付きまとっていた山元裕二の四人だ。
現場となった縄文杉を調べている最中、蘭は屋久島の妖怪・山姫を模した案山子を発見する。「黒く長い髪をした妖怪に出会ったら、笑われる前に笑わなければならない。さもなくば、全身の血を抜かれてしまう」――ガイドの北別府に伝説を聞いた帰り道、コナンは逃げ惑う國生の姿を発見。崖下に転落した國生を救出すると、山姫の名前を呟き気絶してしまう。命に別状はなかったが、犯行が続くと考えた小五郎は、國生に護衛をつけることにする。
そんな中、山元が「蟹江がスナックで『大金が手に入る』と言っていた」と情報を提供しに来る。小五郎は大成を連れて話を聞きに行くが、蟹江の姿はない。小五郎と大成は、船を持っている蟹江が港から逃げようとしていると考える。しかし、コナンは蟹江の製材所に気になる点があり……。
……「蟹江」って誰だ!笑 公式サイト、変な誤表記してるよ~~~!
■今週の感想
あの、大和屋さん……。後編のこと考えないで前編書きました????
いくらなんでも後編が雑すぎませんか?????
コナンと蘭が山姫の笑い声を聞いて以降の会話、ずっと変じゃない?
同じようなやり取りが繰り返されるし、日本語としておかしいセリフばっかだし……。「さっきも言ったけど」のくだり何なん?
前編の面白さはどこへ…………?
蘭より強いキャラクターが出てくるのも、ちょっと解釈違いというか……。
蘭はやっぱり「別格」であって欲しいのが、原作ファンの願望……。
アニオリで蘭を負かすなら「武器」「大人数」「お化け」など、やりようはいくらでもあったろうに……。
44巻・FILE.11「学校奇譚」で蘭は「幽霊に空手が通じるわけないでしょ?」と言っているので、相手を山姫だと思い込んだまま戦って負ける的な展開でも良かったのでは……???
《その他プチ感想》
● コナンと蘭は8kmの距離を簡易リフトで登っていったってこと? 何分かかんねん!笑
● 蘭がずっとハチワレみたいな喋り方
● 戦隊モノを見たことがある蘭
● 真堂圭さんのお芝居いいなあ
● アクションシーンが泥仕合すぎて見てられん……
● 日高さんが鉄パイプ振るシーン、どうしても笑っちゃっう
■今週のゲスト声優について
ゲスト声優は、医者:岡野友佑さん(初)。
■スタッフ・キャスト
【脚本】大和屋暁
【絵コンテ】加瀬充子
【演出】河方雄基
【作画監督】長川薫/山本道隆/紫灯珈/上赤由香里
【声の出演】
江戸川コナン:高山みなみ
毛利蘭:山崎和佳奈
毛利小五郎:小山力也
日高大成:塩屋浩三
山元裕二:大西健晴
北別府綾也:阪口周平
医者:岡野友佑
國生香澄:真堂圭
内田アナウンサー:内田直之
横山アナウンサー:横山あさみ
【サブキャラクターデザイン】橋本正則
【デザインワークス】小川浩
■【今週のおすすめ】『囁く影』ジョン・ディクスン・カー

「血を吸う怪物」「被害者が残した謎の言葉」というキーワードから、『囁く影』(原題:He Who Whispers)というミステリーをご紹介!
不可能犯罪と怪奇色の強い作風でお馴染み、ジョン・ディクスン・カーが1946年に発表した長編です。「密室の抗議」で有名なギデオン・フェル博士が登場するシリーズです。
ギデオン・フェル博士に《殺人クラブ》に招待されたマイルズは、そこでリゴー教授からある不可能犯罪の話を聞く。それはブルック家という家族に起きた悲劇で、ハワード・ブルックが息子のハリーと塔の中で口論した後、刺殺体となって発見されたというもの。しかし、口論の後から死体が発見されるまで、ハリーはリゴー教授らと一緒にいた。その間に塔に入ったものはいない。誰がどうやってハワードを刺したのか?
マイルズはその事件で口論の種となった女性フェイ・シートンに興味がわき、彼女を司書として雇う。しかしそれが新たな悲劇の元となる……!
……というお話。吸血鬼の謎と塔の不可能犯罪。ゾクゾクする謎が大量に押し寄せますが、終盤ですべてが繋がって解決していく様が気持ちいい作品。
読者を騙すためのある描写がとても巧みに書かれているため、あなたも騙されること間違いなし!
???「Next Conan's HINT!」
コナン「井戸!」
小五郎「かごんま大変だったな~」
蘭「次はどこに?」
コナン「行ってみっが!」