【アニメ感想】名探偵コナン 第1145話「ホテル連続爆破事件（後編）」
絡み合う糸解きほぐす時、縦横無尽に煌めく推理！
迫りくるタイムリミット。爆破の連鎖を食い止めろ！
たった一つの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人。
その名は、名探偵コナン！
原作回、後編！ 今回はラストに驚きのキャラクターが登場するなど、謎の多い幕引きとなる注目の回です。
登場キャラは、江戸川コナン、目暮十三、妃英理、高木渉、千葉和伸、世良真純、メアリー・世良、謎の老人、運転手。
■今週のお話
【ゲストキャラクター】
林崎団司（りんざき だんじ）……45歳。宿泊客
論田盛子（ろんだ せいこ）……41歳。ホテル清掃員
暮石有斗（くれいし あると）……34歳。ベルボーイ
世良に誘われ杯戸ホテルを訪れたコナンは、最近、立て続けに起きている“爆弾犯が暗号と予告状を送りつけてくる”というホテル爆破事件に遭遇する。偶然通りかかった杯戸ホテルの顧問弁護士である妃英理の力を借りて過去の暗号を入手したコナンと世良は、爆弾があるはずの部屋を６部屋に絞り込む。
爆弾犯の可能性があるのは、ホテル清掃員の論田盛子、ベルボーイの暮石有斗、そして暗号文が置かれていた部屋の宿泊客・林崎団司の三人だ。部屋のベットメイクはしたが暗号は見かけていないという盛子と、荷物を運んだが部屋の中まで入っていないと言う暮石。話を聞いていくうちに、林崎はクレーマーであり、室内でタバコを吸っている所をホテルのスタッフに見られて、複数のホテルを出禁になっていることが分かる。それらは、爆破事件に巻き込まれたホテルだった。
三人に話を聞いていく中、爆弾犯が指定したタイムリミットが十分後に迫る！コナンと世良は犯人にたどり着けるのか!?
■今週の感想
今回の演出は家村あゆみさん！ このお方の演出、大好きだー！
メアリーのアクションシーンもヌルヌル動いてて見応えあった！
謎の老人はメアリーの幼児化に驚いていた様子なので、先週メアリーが言っていた「あの人に累が及ぶ恐れが…」の「あの人」である可能性が高い？
となると、息子・秀𠮷を養子に迎えてくれた羽田家の人物とか……？
今回の犯人役・阪口大助さんは、「いつか犯人役で見てみたいな～」と思っていたので嬉しい！
先週も思ったけど、高島雅羅さんはお声が本調子じゃないのかな～？ ちょっと心配💦
■原作からの主な変更点
・シーンの主な追加・変更
・世良が林崎の原稿の続きを読もうと、キーボードに触ろうとするシーンがカットされた。
・セリフの主な追加・変更
・妃「じゃあみんな！ 警察に頼らず…私達だけで頑張りましょ！」のセリフがカット。
・メアリー「（世良に）頼んだぞ！」のセリフが追加。
・高木刑事「つ、疲れて！？」のセリフが追加。
■固有名詞
・中学館
林崎の編集を担当していると思われる出版社。
「小学館」のモジりである出版社といえば、「大学館」がちょくちょく登場しています。
■今週のゲスト声優について
ゲスト声優は、女性：芦田もえなさん（初）。
■スタッフ・キャスト
【構成／絵コンテ】本多康之
【演出】家村あゆみ
【作画監督】大友健一／古谷田順久／鈴木FALCO
【声の出演】
江戸川コナン：高山みなみ
世良真純：日髙のり子
メアリ―：本田貴子
妃英理：高島雅羅
目暮警部：茶風林
高木刑事：高木渉
千葉刑事：千葉一伸
謎の老人：森しん
運転手：竹内良太
論田盛子：中友子
林崎団司：高橋広樹
女性：芦田もえな
フロントスタッフ：佐藤ゆうこ
フロントスタッフ：飯田友子
暮石有斗：阪口大助
【サブキャラクターデザイン】青木香菜
【デザインワークス】小川浩
■【今週のおすすめ】『アストリヤホテルの爆弾』ジョルジュ・シムノン
今回は「ホテルが爆破させられる」というあらすじから、ジョルジュ・シムノンが1928年に発表した『アストリヤホテルの爆弾』（原題：La Bombe de l'Astoria）という短編をご紹介！
シムノンの短編集「13の秘密」に収録されています。
高級ホテル・アストリヤで77号室が爆発し、エルンスト・ゴールトシュタインという男が死亡する。ゴールトシュタインは、ベルリン警視庁のグロッス警部に尾行されていた銀行強盗犯だった。容疑者は77号室の周辺の部屋に滞在していた老若男女。その誰かが爆弾犯であり、銀行強盗の主犯格かもしれない……。
……というお話。シンプルなお話で、サクッと読めてしまいます。
探偵役はおそらくメグレではないのですが、ただ者ではない、切れ者の匂いを漂わせています。
妃英理「Next Conan's HINT！」
コナン「数字！」
英理「あの人、春は忙しそうねぇ」
コナン「そうかもー」
英理「コナンくん、頼むわよ」
コナン「うん」