【アニメ感想】名探偵コナン 第1140話「女子会ミステリー3」
大和屋暁さんによる、女子会ミステリーシリーズ早くも第3弾!
登場キャラは、江戸川コナン、毛利蘭、吉田歩美、鈴木園子、灰原哀、佐藤美和子、金子圭太。高木刑事が名前のみ登場。
■今週のお話
・NARUTO走りする園子と歩美ちゃん!
・灰原は知恵の輪が得意。
・夜勤明けなのに警視庁前で捕まっちゃった佐藤刑事、可哀そう~。目の下にクマが!
・時事ネタっぽい、闇バイトの事件。
・忍者のまま喫茶店に入るのかw
・ミニ蘭とミニ園子かわいい!
・もうやりきるしかねぇ(CV.高山みなみ)……それなんて忍〇ま?
・コナン「忍者なめんなよ?」……それ、なんて忍〇ま???
■今週の感想
これまでの「女子会ミステリー」で一番良かったかも!
忍者の格好で追跡する冒頭のシーンでは園子と歩美が、返信の文面で悩むシーンでは園子・蘭・歩美が悪ノリして、残りのメンバーがツッコミor諦観側に回る構図になっているのが面白かった!
キャラクターの描き方に定評がある大和屋さんならではの作品って感じ!
原作回だとあまり密に交わらない組み合わせが堪能できるのは、アニオリの醍醐味だよね~!
最近はアニオリも登場キャラクターや組み合わせが固定気味だったので、新鮮でした!
今回は中の人ネタもあって楽しかった!
……といっても、トンチキ回であることは間違いないですねw
謎解き要素に関しては、相変わらずの大和屋クオリティ……。大和屋さんはやっぱり、たまーに登板してギャグ回を書いてくれるのが丁度いいかな!
■小ネタ
・『名探偵コナン』における忍者
今回は探偵助手5のメンバーが忍者衣装を着ていました。もちろん蘭も。
蘭が忍者衣装を着ていたシーンは、「名探偵コナン 水平線上の陰謀」にも登場します。
小学生の時、かくれんぼで蘭が天井に張り付いたり、水中に息を潜めていたと聞いた探偵団。小学生の蘭が忍者に扮する様子を思い浮かべていました!
あと忍者といえば、第320話のアニオリ回「忍法アリバイ工作の術」。
忍者小説の大家・月形龍太郎が登場します。こちらは扇澤延男さん脚本!
■固有名詞
・米花駅
南口に交番がある。
・『ナイフを回せば』アントニオ・ボロウィッツ
コナンが読んでいた洋モノの推理小説。
名前の由来は世界的な売れっ子作家「アンソニー・ホロヴィッツ」。
・川畑歩
『ナイフを回せば』の翻訳者。
・こばとクリーニング、あおばクリーニング
潜入捜査と称して忍者の恰好で走り回る探偵女子5の背後にあったクリーニング店。
・米花ニンニンパーク
忍者のアミューズメント施設。手裏剣が投げられたり、水の上を歩いたりできる。
忍者キーホルダーは蘭たちの間でブームになっている。
・ラーメン極太麺
米花町のラーメン屋。
・金子宝石店
大和屋脚本に頻繁に登場する金子宝石店、これで7回目の登場!
これまでの登場回は以下の通り。
・第989話「歩美の絵日記事件簿」
・第1009話「落とし物は事件のにおい」
・第1040話「歩美の絵日記事件簿2」
・第1081話「愛犬パン君はおりこうさん」
・第1100話「疑惑の2000万円」
・第1125話「歩美の絵日記事件簿4」
・キングスコート
世界的な彫金職人。
・Baker Eats
犯人の男性が背負っていたリュック。
■今週のゲスト声優について
ゲスト声優は、ガードマン:比嘉良介さん(初)、犯人の男性:岩崎諒太さん。
ゲストは岩崎諒太さん!
『ヒプノシスマイク』白膠木簓、『僕のヒーローアカデミア』夜嵐イナサ、『THE FIRST SLAM DUNK』木暮公延など多くの人気作に出演していらっしゃる方です! 2017年からのシリーズでは、あの有名なペンギンの「ピングー」も演じていらっしゃいます。
■スタッフ・キャスト
【脚本】大和屋暁
【絵コンテ】小山だいき
【演出】髙田昌宏
【作画監督】かわむらあきお
【声の出演】
江戸川コナン:高山みなみ
毛利蘭:山崎和佳奈
鈴木園子:松井菜桜子
吉田歩美:岩居由希子
灰原哀:林原めぐみ
佐藤刑事:湯屋敦子
金子圭太:落合浩治
ガードマン:比嘉良介
犯人の男性:岩崎諒太
【サブキャラクターデザイン】髙橋成之
【デザインワークス】小川浩
【原画】鈴木克/橋本正則/添田直子/楳図巻/神田尚佳/中山岳洋/正云明宏/胡昱/鈴木佐智子/李豪世/西野大/清水由紀子
■【今週のおすすめ】『三重露出』都筑道夫
「忍者が登場するミステリー」ということで、今回は都筑道夫が1964年に発表した長編『三重露出』をご紹介!
アメリカ人の駆け出し探偵ライアンは、道端で助けた外国人から今際の際に奇妙な封筒を預かる。そこからくのいちとの戦いが始まる!
という内容の海外小説を翻訳する主人公・滝口正雄。作中に、二年前に殺された知人女性・沢之内より子の名前が出てきて驚く。それをキッカケに、再びより子の事件を調べることを決意する……。
……というお話。主人公が翻訳する小説と、現実の殺人事件が交互に描かれる面白い作品。
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