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テイルズオブグレイセスFリマスターをプレイしたはなし

さて、今日は『テイルズオブグレイセスFリマスターをプレイした話』をする。


『待望のリマスター!触れたことのないテイルズオブシリーズ』

テイルズオブシリーズは自分の青春。
RPGといえばドラクエやFFのイメージが強いが、自分にとってRPGはテイルズオブシリーズだった。

今回プレイした「テイルズオブグレイセス」は当時やったことのないテイルズオブシリーズ。リマスターされるということで発売日前からとても楽しみにしていた。

発売日からプレイすること時間にして約100時間(うち20時間は放置稼ぎ)

無事、実績も全て集め終わったので記事にしていこうと思う。

以下、ネタバレ注意。



『シナリオについて』

小さな出来事からだんだんと世界規模の話になっていき、最終的には世界を救う。いつも通りのテイルズで安心しつつも、パーティの雰囲気がテイルズオブシンフォニアに近く、みんな仲良く、優しいので最後、ラムダをどういった形で倒すのか、納得のいくラストを迎えることが出来るのか、若干不安だった。

そんな不安もラストを見ると杞憂で、最終的にラムダとの共存の道を選ぶというアスベルの選択は十分に納得の出来るものだったし、近年シリーズあるある主人公が犠牲になったりするビターエンドでなかったのも良かった。

また、Fにて追加された未来への系譜編では、そのアスベルの決断がいい方向性に生かされつつ、一連のやり取りを経て、また一つ先に進もうとするキャラクター達の成長を見ることが出来た。本編ではほとんど見られなかった恋愛面を見ることが出来たのも後日談としては素晴らしい。

ヒューバートの恋愛は前途多難だ。

アスベルが死んだあとラムダがどうなるのかとか、カーツ君、直接攻撃するんじゃなくて遠隔攻撃で止められたのでは?と細かいところを気にすると粗が残るものの、全体的に綺麗にまとまったシナリオだったと思う。

銃とか魔法で攻撃すればなんとかなりそうじゃない?

『バトルについて』

リメDのCC制を更に進化させた戦闘。面白いとは聞いていたが、想像以上に面白かった。

弱点システムを理解することでどういった技を戦闘に組み込んでいく必要があるか、あらかじめ予測しやすく、防御姿勢から一転。攻撃に転じれば、お手軽なコンボで高いダメージを叩き出しつつ、爽快感もある。
理解すればシリーズ最高峰だと思う。

一番好きな秘奥義は【アンスタンヴァルス】だった

使いやすい主人公のアスベルを筆頭に、ソフィ、ヒューバート、パスカル辺りは動かしていて楽しかった。

未来への系譜編から追加されるアクセルゲージも戦闘を盛り上げる更なる一手として、完成度はかなり高い。(キャラによって優劣あり)

おかげで最初からラスト、果ては裏ダンジョンまで戦闘で飽きることなく、プレイすることが出来た。

裏ボスですらしっかりコンボが繋がるのは楽しいね

唯一戦闘での不満点をあげるとすれば、ロックガガンはクソボスだと思った。

この時代のあまりかしこくないAIが前に突っ込んでいって食べられて復活不可。最後は一人で戦うみたいな展開は流石にストレスがマッハだった。


『システム面について』

トロコンする予定だったので、エレスポットのみ意図的に上がりやすい魔導書をつけたりしていた。それでも自由度は高く、自分の好きな料理をセットしたりアイテム生成出来たり、他のテイルズオブシリーズにはない自由度があったと思う。

これのためにこれを諦めるという要素がほとんどなかったように感じる。

称号に関しても育成要素として十分な面白さがあったし、オートがしっかり機能して指定した自動で上がってくれる点も楽ちん。

2週目で結構埋まった

それと、クリア後に手に入る『かめにんの笛』の利便性が凄まじい。

どこでもショップを開けるおかげで、わざわざショップにいってエレライズする手間がなくなったり、アイテムの補給が出来たりともう他のシリーズ全部に追加してくれと言わんばかりの利便性だった。

今の時代でも通用するUI、システム性というのは高く評価していいだろう。


『リマスターの追加要素について』

目的地表示、最初からグレードショップなど(引継ぎ関係はなし)とにかく便利な要素を詰め込んでみました感。

人によってはバリバリ時短に使える要素盛りだくさんで本編中は使わなかったものの、経験値2倍と5倍、ダメージ2倍と5倍などクリア後の特典が最初から使えるので、1週目でもレベル上げが楽ちん。非常に重宝した。

それと使わないかなーと思っていたエンカウントオフも意外と使い場面アリ。クリア後の収集要素を埋める際など、シンボルエンカウントといえど一切エンカウントしないのは快適。


『まとめ』

シナリオ、バトル、システム面などどれをとっても高水準で優等生のテイルズオブグレイセス。バグ等もなく、近年出たリマスターシリーズの中でもかなり優秀なのではないだろうか。

中でもバトルシステムの完成度はダントツ。
テイルズオブシリーズに対して求める要素がバトルシステムという人には間違いなくこの作品が最もオススメできるだろう。

地獄のようにあるやり込み要素など、そういった部分でも長く遊べるテイルズとなっているので、極めたい人にも好さげ。

これからもテイルズオブシリーズはリマスタープロジェクトを進めていくと言及されている。今では遊びづらいDS時代の作品など、触れてこなかったテイルズ作品が発売されたら買うかもしれない。

また、新作の方も作成しているはず。今後を楽しみにしつつ、続報を待ちたい。


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