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過去の自分からメールが届いた

1年前の12月、わたしは未来の自分へメールを書いていた。そんなことをすっかり忘れていた頃、夜中の助手席で揺られながら、わたしは過去の自分からのメールを開いた。

そこには20個ほどの質問が並んでいた。恥ずかしいけれど、いくつか書いてみようと思う。

Have I done anything creative?
Have I read more books?
Have I put more effort into maintaining friendships and relationships?
Have I been adventurous physically?
Have I done anything to pursue a life as a science communicator/journalist in the field?
Have I improved my French and German?
Have I shown appreciation to others?
Have I stopped my bad habits ?
Have I put in the effort to love myself and take care of my health both physically, mentally and emotionally?
Am I happy?
Am I doing something to give back to the society?
Am I still living in Berlin?
Have I travelled anywhere?
Have you managed to organize your mind so that it would stop wandering too much?

1年前の自分より

2021年はあっという間に過ぎ去っていった。仕事でもよくも悪くもあまり変化のない年だった。とくに報告するほどの生活上の変化もなく、仕事での成果もない。

年末の集まりで「今も同じ都市に住んでるの?同じ仕事?同じアパート?」ときかれ、首を縦にふりつづける。相手はつまらなそうに「そっか」といい、本題である彼らの結婚、転職、引っ越しなどの報告をしてくれる。

目に見える変化、成長はあまりなかった。でも、内面の変化は穏やかで小さくても確かにあった気がする。

1年の3分の1ほどフランス南部、残りをドイツで過ごした。一時期憧れた二拠点居住を知らぬ間にしていた。自然が好きだと思ったけど、自然の厳しさ、寒さを思い知った。その他はあまりどこにもいかなかったけれども、複数の知人が私を尋ねて来てくれた。生活と空間を共にしてくれた。

人と暮らす、衣食住を共にするということに学びはすごく多いと改めて学んだ。

いかに良いゲストになるか、いかに良いホストになるかをたくさん考えた。料理や食材について、もう一歩踏み込んで考えるようになった。自炊が面倒だから外食するのではなくて、自炊をもっと楽しむために外食するようになった。食事を振る舞う楽しさに気づいた。

27歳にして、初めてひとを好きになった。あれだけ言えなかった「好き」という言葉。それが自然と出て来た。自分にもこんな感情があるんだって気づいた時、泣いた。

いろいろとこつこつ積み上げる努力をした。うまくいったり、いかなかったり。語学は数ヶ月続いた。9月ごろから少しずつランニングを再開しはじめた。今では、距離は長くないけれど毎朝走ることが苦でなくなった。2022年も続くといいな。

読書は全然できなかった。だから、年末年始にたくさん読んだ。読んだ本について、もっと言語化したいな。また別のノートに書こうと思う。

今年の目標はシンプルに、

約束を守ること

やろうと思い立ったことを最後までやり通す。読もうと思った本を最後まで読む。友達との約束を守る。仕事でやるといったタスクはきちんとこなす。

そうやって、人からの信用、自分の自分への信用をちょっとずつ築きあげたいな。ふー。

その他、いろいろ実現したいキーワードはたくさんある。有限実行、Consistency、こつこつ。感謝をきちんと言葉で相手に伝える。ごめんなさいじゃなくて、ありがとうっていう。たくさんいう。でも、全部やろうとか、新年だからって意気込んでいいことなんてない。ちょっとずつね。ちょっとずつ。

今年もFutureMeを使って、1年後の自分にメールを送ろうと思う。

ぐだぐだになってしまった。2022年がみなさんにとって素敵な年になりますように。素敵な出会いがたくさんありますように。




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