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マイナス32まで書いた自分バンド年表。2001年から現在。バンドって楽しいってなったpinpon'時代。バンドを本気で嫌いになったがっちゃん時代。バンドをまた本気でやろうと思えたAirJack時代。そして最後にしようと決めたバンドwataridori。その他にも色んなバンドを経験した。どれも今となっては全部いい経験だったんだなって思う。

BARの話も多くだした。これもバンドと平行して拠り所となった。多くの場所で様々な人達に触れて沢山の経験をさせてもらった。良くも悪くもBARでの経験は自分がよくわかった。

マイナスナンバーを全部読んだ人はきっとこいつなにしたいんだとなるだろうけど、なんでもよかった。1人じゃ出来ないことを誰かと共有したい。それがたまたまバンドが熱量の上がるものでまたは手段だっただけで続けられるものだった。俺はリズム感もないし音痴だがそれでバンドが出来ないってことはなかった。俺だけ下手くそでもLIVEができている。助けられている。

昔から寂しがりやだったのは確か。それは今も変わらない。そのくせ自分から誘えない。頼りたくても頼れない。断られるのが怖い避けられる冷たくされるのが怖くなるから。だけど誰かとなにか共有したい。興味あることはやってみたい。それが多くの人との繋がりを持てた。それでもその時々で仲間になったり離れていったりでの繰り返しなんだなと嫌になることも多くあった。

間違った強がりかた。素直になれなかった。これらのせいで多く傷つけ離れていった。1人になるのが怖くて強がってみたり空気が変わるのが怖くて上手く立ち回る、自分を殺すそんなことばっかしてそれが上手くなった。結局見透かされてる。こうやってマイナスナンバーを書き続けたことで振り返ると損な生き方や窮屈に自分からしていたんだなってのがわかる。

多くの人に助けられて甘やかされてどれもそれが「当たり前」になっていたんだなと。どの時でも年下という事が多かった。だからそれが「普通」なんだと言うことだと思ってた。

あの頃に戻りたい。その時をやり直したい。後悔がある。それらはもうどれもない。戻りたいとも思わないし思いたくもない。経験が今の自分になった。これからある時間で少しずれたところを正して行けばいい。だが戻してくれるなら1年前の7月25日に戻してくれ。

「かっこよく生きてかっこよく笑う」とある歌詞。あの時から永遠のテーマになってるな

それだけでいい生き方出来たんじゃないかと思う。まだその生き方は出来ていない。それだけが心残り。

現在、wataridoriというバンド。これが本当の最後のバンド。もうあの時以上の衝撃を受けるボーカルにも出会わないだろう。あのyurikaの声に乗せて音を飛ばしていたい。それだけ好きになった声。そしていつしか長い付き合いになってたk-23のドラムとTAKAのベース。結局は助けられている。どれも直接は言わないが。こんなポンコツが始めたwataridoriってバンド。それに集まってくれたメンバー。まだやり残してること、やりたいことは全部出来てない。もう少しwataridoriの音楽を飛ばしていきたい。

気が付かないだけで支えられながら生きている。強がろうが素直になれないだろうが振り回そうが支えられていた。じゅうぶん幸せだったんだと思う。本当に楽しかったんだなって書き終えて1度読み返してみて、こいつなんやかんや楽しかったんだなって。

時間が経つと忘れられてしまう。いやこの話長くなるし今と重なるからこれ以上は止めよう。


全部のマイナスナンバーを読んでくれた人

本当にありがとうございました。

2003年の曲。この時はなんとなくいい曲だなって聴いてたけど今になって聴くとこういった人生もあったのかもな。いい歌詞だと思う。




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