岡城を見上げて
となりの竹田市にある「岡城跡」
緒方町から竹田市に向かうとき必ずこの城跡の下を通ります。
城壁の素晴らしさに、いつみても感動するのですが、ちょっと考えたい時などに、車を停めてじっくり眺めたりします。
何百年を経ても壊れない城壁。
しかもあの上に城があった。
しかも、城壁の下には自然の濠となる川が双方向から流れていて敢えてこの場所に建てられている。
発案した人
測量した人
建設した人
労働者として働いた人
総力あげての一大事業だっただろうな。
発案した人のイメージ通りに
限りある財源や人材のなかで
古の方々の叡智に触れるささやかな時間。
土台はどうなっているんだろう?
城となるとついつい上に目が行くけれど、支える土台は?
目立たない土台。
しかし、難攻不落の岡城はその由縁どおり、土台も選ばれていた。
地質学などなかったであろう時代に、時のリーダーはちゃんとした判断ができる。土台が大切。
当たり前でしょ。
わかっていても、そこに目を向ける人は少ないのかもしれない。
私たち人の土台は?
なーんも肩書きもなくなって、評価や先入観も効かなくなった時。
私の土台は揺るぎないものかしら?
城壁と静かに問答する。
岡城最高😃⤴️⤴️