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パルミラへの祈り
聖母堂の焼失で思い出した、このコンサート。 パルミラ、それはISISによって破壊された、同じく人類全員の宝物だ。 シリア戦争前に感じていた、世界が全体的に右に転向しようとしていることを。中国も、日本も、アメリカも、これからは、ヨーロッパも。 少年時代、左、リベラル、多元文明主義、グローバルに賛成してたが今は違う。いつからかわったんだろう。ISISが出てきた時から?色革命があちこちで噴発した時から?911から?多元主義は本当に正しいのか?文化の陋習も尊重されるべきなのか? FGM、聖戦テロ、シャリーア法、強制的夫婦同姓、男女別賃金…一々尊重する必要あるか?pluralismに対する再検討をする必要があると思う。女性に、子供に、人権に…political correctnessは一体だれを守っている?アメリカバージョンの文化大革命になる前にやめるのだ。 善には善を、悪には悪を。人類が本当に守るべきはなんなんだ?本、芸術、音楽、歴史、舞踏:文明の光、我らが見上げた星空、文化財に潜める先人達の思い出、それは必ず後世に伝えるべき力。それらを守るんだ。パルミラのコンサートは、そういう力なのだ。