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今日は何でもない1日のようで、転機となるような、なんだか不思議な日でした。

皆さんはそんなこと、ありますか?

こうしてnoteを書いている分にはやっぱり、いつもと変わりのない1日を過ごしていた様にも思われます。しかしながら、日頃であればやり過ごしてしまうような小さなネタの数々が見事に一本の線となり、不意に書籍を一冊、自分の言葉で自ら書き連ねても今一つ掴みきれていなかった僕が花をいける意味、花を教えている理由が降りてきました。あぁ、やっぱりこれだ。

誰しもが自分らしく生きよう。

いまさらなんだ、というくらい陳腐に使い古されている言葉かもしれません。これからの時代の乗り切り方なんて具合でも散々言われていることです。それでも。
僕は植物から得られるワクワクとともに、そしてそれ以上にこのことを、いけばなを通じてかたちにしたい、伝えていきたいのだと改めて思ったのでした。

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そうして花をいける意味を自ら噛み締めて祝いのワイン(Lewis Cellars CS reserve 1996)を開けているところに、我が師に献本させていただいた書籍の感想が届きました。そこには

「貴方と出会えたことに感謝です。」

と記されていました。軽くウルルとしました。こちらこそです、ティチャー!

40をゆうに超えた身ながら、このひと月は泣きまくりです。はぁ。
父の生まれ育った環境で母が育んでくれた感性を、いけばなというアウトプットに導いてくれたのが我が師です。今を生きる礎を築いてくださったわけですからもう、本当に感謝しかありません。そしてなにより。

母に読んでもらうことは叶いませんでしたが、先生には読んでもらえてよかった。

いやまだまだこれがスタート。誰しもが自分らしく、をかたちにすべく、今まで以上に花をいけていきます。書籍ともどもよろしくお願いいたします。


ありがたくいただき、世界のどこかにタネを撒こうと思います。