姉の子ども誕生「脊髄小脳変性症の母と生きる。」
姉の結婚から2年後、母58歳の時に姉の妊娠が分かりました。
このころから母は、孫ができ、おばあちゃんになるという事で、私達家族は母の事を「ばあちゃん」と呼ぶようになっていました。
そして、姉が無事、子どもを産んだ時は、家族全員で喜びました。
実は、母が一番、孫の誕生を喜んでいたのかもしれません。
ある日、母が孫の為のモノを買いに行きたいというので近所の「西松屋」という赤ちゃん専門店へ連れていきました。
その当時、母はまだ足が使えていたので、ステッパーを外して足で車いすを動かしていたんですが、西松屋で興奮していろんな所へ動き回る母は、初めて歩行器に乗せられた赤ちゃんのようでした(笑)
やはり、孫ができた事が大変嬉しかったんでしょう。
僕も孫を見せてあげられたら良かったのに。。。
母が居なくなってつくづく感じます。
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