#002 コンプレックスボディを作る危険な5大姿勢
「ボディラインが美しい人」と「ボディラインが崩れている人」との違いは何だと思いますか?答えは、日常生活の姿勢や所作にあります。
○ボディラインが美しい人
拾う時に股関節がしっかり動き深くしゃがめるので、頭から骨盤までのラインがキレイです。
✖️ボディラインが崩れている人
手だけで拾おうとするので猫背になります。
ボディラインを崩してしまう姿勢や所作がどういうものか、そして、それを改善するポイントをご紹介します。日常の姿勢や所作を見直し、コンプレックスのない美しいボディラインを手に入れましょう。
1.スマホ姿勢
ありとあらゆる場所で見かけるスマホ姿勢は、スウェイバック姿勢といいます。
お腹(骨盤)が前にスライドし、背中が丸まり後ろへスライドさせる。その影響で頭が前に出てしまう。また膝も後ろへスライドさせる。カラダの各パーツが前に後ろにジグザグとした姿勢です。
[この姿勢による弊害]
・太ももの前側や外側が太くなる
・太ももとお尻の境目がなくなる
・お尻が垂れる
・ずんどう体型になる
・下っ腹がぽっこりする
・胸が垂れる
・二重アゴになる
※OK姿勢のようにスマホの位置を上げることを心がげることから始めましょう。
2.片脚重心(休めの姿勢)
片脚重心もスウェイバックに続き、よく見かける姿勢です。
正しい立ち姿勢をしながら、筋肉や関節への負担を分散させるために、たまにやるならOKです。しかし片脚に体重を乗せ続けると、お尻を外側にスライドさせるため、太もも外側にある筋肉や靭帯がガチガチになります。太ももの内側にある筋肉が使いにくい状態になり、弛んでしまいます。
[この姿勢による弊害]
・太ももの外側が太くなる
・太ももとお尻がボリューミー
・お尻と太ももの境目にダボっとしている
・お尻の形が洋梨やピーマンになる
・ふくらはぎの外側が太くなる
3.脚組み
骨盤が歪むから座るときに脚を組まないように気をつけていると言った方も多いのではないでしょうか?正直、私は脚を組んでいます。ただ左右交互にしたり、上に乗せる脚をあぐらみたいに外側に倒して乗せたりしています。だから同じ脚で組み続けない、同じ体勢を長時間せずにこまめに変えることが重要なのです。
[この姿勢による弊害]
・お尻が垂れる
・お尻が四角になる
・お尻に厚みがなくなる
・腰とお尻にメリハリがなくなる。
4.猫背
典型的な猫背、スウェイバックによる隠れ猫背など多くの人が気にしています。
これを解決しようと胸を張り、肩甲骨を内側に寄せる意識をしていますという話を聞きますが・・これにより背中がガチガチ、逆に反り腰、くびれがなくなるんです。何事もやりすぎには注意です、正しい姿勢を作れるように学んでいきましょう。
[この姿勢による弊害]
・ずんどう体型になる
・胸が垂れる
・巻き肩
・口呼吸になりやすい
・疲れが取れない
・フェイスラインが弛む
・二重アゴ
・目尻が垂れる
5.肘閉じ姿勢
デスクワークや座って作業をすることは、現代人は切っても切り離せない。座り姿勢で肘が閉じる(カラダに近づいていく)と肩甲骨が上がり、肩も上がります。もれなく首肩がガチガチになるわけです。肘をカラダから離すと首の長さがスッと長くなるのがわかると思います。肩甲骨も下がり、安定したポジションになり、首肩、背中の筋肉が正しい位置になります。
[この姿勢による弊害]
・首こり肩こり
・首が短く見える
・首がゴツく見える
・フェイスラインが弛む
・二重アゴ
・胸の形が崩れる
・背中にハミ肉
・胸が垂れる
・胸の形が崩れる
第1章 美しいボディラインって何がどう違う?
コンプレックスボディを作る危険な4大姿勢←今回の記事
キーワードは「骨」と「重心」
正しい立ち姿勢の作り方
正しい座り姿勢の作り方
「骨」をちゃんと知ることがコンプレックス解消の第一歩
第2に、「筋肉」を正しく理解して使う!
エクササイズの効果を倍増させるコツ