飲料水会社に文句がいいたい。言わないけど。
少し前の話なのだけれど、舞台の本番の間に、あわてて「水」を買いに走った時のこと。さすがに体を動かすと、身体が水分を欲する。
コンビニで、ただの水を買おうと手を伸ばして購入。ラベルを見ずに封を切り、一口飲むと「なんじゃこりゃ?!」と吹き出しそうになる。それは、水ではなく「いろはすシャインマスカット」だった。
本番前に段取りが変わり、自分なりににいろいろ頭でシュミレーションしていたため、手元の飲料ペットボトルがなんなのかわからなかったのだろうと自己分析。「こういうこともあるさ」と、とりあえずその場は「いろはすシャインマスカット」を受け入れることに。
無事に次のステージ終わって、次の本番までの休憩時間に水分を取ろうとコンビニに走る。さっきの本番の訂正箇所を思い出しながら、いつものいろはすを買い、封を切り、一口飲むと「なんじゃこりゃ?!」と吹き出しそうになる。それは、またまた天然水ではなく「いろはすレモン」だった。
ちょっと待ってくれ。
確かに、頭がいっぱいで、買うものをちゃんと確かめないぼくも悪い。しかし、連続で2回も間違うということは、デザインに問題があるのではないだろうか。商品名こそ違うのだけれど、カラーリングもよく似ている。これはもしかすると「いろはすくだものフレーバー」を、たくさん売るための、コカコーラボトラーズの策略なのなもしれないと疑ってしまうよ。
ぼくは、「くだものフレーバー」ではなくて「天然水」が飲みたいのだけれど、買って、封を開けてしまうと返品がきかない。でも、そこは大人なので定員さんに文句を言うようなことはしない。でも、きっと、こういうトラブルは日本中で一日百件は起きているのではないだろうか。いや、起きているに違いない。
しかし、このトラップに引っかかった人たちは、「100円くらいだし」と言い出せずに「くだものフレーバー」に甘んじているはずだ。あ、「くだものフレーバー」なだけに「甘んじている」
こういう事故も起きる。
だから言わんこちゃない。ぜひ、飲料メーカーの皆さんは、真剣にこの問題から目を逸らさないでもらいたい。
何度もいうのだけれど。
ぼくが飲みたいのは「天然水」一択。
まぁ、「いろはすシャインマスカット」も「いろはすレモン」も、決してまずいわけではない。そこは、強く主張しておきたい。